NO.6#42020/06/15


NO.6#4

「NO.6 #4」 あさの あつこ・著 講談社文庫
理想都市と言われているNO.6の矯正施設に捕らわれている親友を救うため、矯正施設へ入る方法を模索する日々。中はどうなっているのか。どんな手を使っても探りだし、侵入しなくてはならない。紫苑のまっすぐな熱情にネズミ、イヌカシ、力河が動かされる。そして軍が無抵抗な人間を攻撃する「人狩り」が始まった……。
いつ、矯正施設へ行くのかと思っていたら、この巻もまだでした。主に準備をしている段階です。そして、紫苑が周囲の人々の気持ちを変えていっています。
紫苑の母の状況がわかってきて良かったです。施設に捕らわれた親友・沙布は、大丈夫なのだろうかと心配です。
「人狩り」というのが、どんなもので、目的は何なのかがまだよくわかりませんが、今後わかっていくことでしょう。登場人物が、それぞれ個性的です。