ヘンタイ美術館2020/04/23


ヘンタイ美術館

「ヘンタイ美術館」 山田 五郎、こやま淳子・著 ダイヤモンド社
ルネサンス、バロック、新古典、ロマン、写実、印象派まで。12人の天才画家たちの話。美術に造詣が深い山田五郎さんが、コピーライターのこやま淳子さんに、説明しながら、対話形式で書かれています。
こやま淳子さんは、有名な画家や絵は知っているのですが、山田五郎さんが、マニアックな知識で教えてくれます。わかりやすく、興味を持つような語り口です。
美術に興味がなくても、絵を見せられると、教科書や印刷物などで、見たことあるというような有名な絵がたくさん出てきます。絵に隠された背景もありますが、どちかというと画家本人のことを知ることによって、どうしてこういう絵を描いたのかということがわかってきます。知ってから実物の絵を見ると、観点が変わると思います。見たことある絵も、もう一度見たくなりました。私はどちらかというと、フランスの画家たちのことが面白かったです。フランス革命の頃から、印象派へいたるまで、知らないことも多かったし、知ってることも更に勉強になりました。
初心者から、美術好きな人まで、面白く読めると思います。

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