オリ・マキの人生で最も幸せな日 ― 2020/02/05
「オリ・マキの人生で最も幸せな日」 新宿武蔵野館
1962年、ボクサーのオリ・マキ(ヤルコ・ラハティ)は、世界タイトル戦でアメリカ人チャンピオンと戦うことに。減量に励み、集中して試合に臨むつもりだが、オリはライヤ(オーナ・アイロラ)に恋をしてしまう。フィンランド中がオリに期待し、周囲は勝手に盛り上がるし、減量は思い通りにいかないし、恋は……。
モノクロ映像で、古い映画を観ているようでした。減量にはやっぱりサウナなのかぁ。さすがはフィンランド。オリは困っているけど、それほど切羽詰まった風ではないし、どこかのんびりしているように思えた。マネージャーの家に泊まらせてもらって、ライラと二段ベッドの上下で寝て、世界戦を戦うボクサーの待遇じゃないけど、時代的なものなのかなぁ。4人の子どもがいるマネージャーもお金に困っているようだし、試合に向けて盛り上がるのかといえばそうでもないし、ちょっと私は退屈でした。でも眠くはならなかったです。
マネージャー役が「ボーダー 二つの世界」に出ていたエーロ・ミロノフで、素顔はこういう人なのだなと思いました。「ボーダー」ではメイクしていたから。
★★★☆☆ 3
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