リンドグレーン2019/12/10


リンドグレーン

「リンドグレーン」 岩波ホール
「長くつ下のピッピ」「ロッタちゃん」シリーズなど数々の名作児童文学を生んだスウェーデンの作家アストリッド・リンドグレーンの知られざる若き日々を描いた伝記ドラマ。
スウェーデン。兄弟姉妹と自然の中で伸び伸びと育った少女アストリッド(アルバ・アウグスト)は思春期を迎え、より広い世界や社会に目を向けるように。率直で自由奔放な彼女は、次第に教会の教えや倫理観、保守的な田舎のしきたりや男女の扱いの違いに息苦しさを覚え始める。そんな中、文才を見込まれて地方新聞社で働くことになるが……。
中心に描かれるのは16歳からの10年くらいです。大人になりつつあるアストリッドは、恋をして妊娠、相手の複雑な立場から、すぐに子どもと一緒に生活することができず、苦難の連続でした。時代的なものもあり、結婚しないまま子どもを産むことで、世間体を気にする母とも対立していきます。
今の時代なら、シングルマザーや未婚の母も珍しくないですが、保守的で厳格な家庭で、アストリッドは問題児でした。小さい頃から個性的でした。ふと、本を描いても面白い黒柳徹子を思い浮かべました。小さい頃から人と違っていましたね。
「長くつしたのピッピ」は好きだし、ロッタちゃんは映画で見ているので、どんな作者なのかと興味を持っていましたので、面白かったです。子どもに聞かせるお話が名作を生む着想の原点なのだと思いました。この映画では、残念ながら、児童文学を書き始めるところや、有名になっていくシーンまではないのですが、どのようにお話を作り出していくのか、その片鱗が見えます。
監督・脚本は、ペアニレ・フィシャー・クリステンセンという女性監督です。主演のアルバ・アウグストはデンマークの巨匠「愛の風景」「愛と精霊の家」などのビレ・アウグスト監督の娘さんなのだそうです。

★★★★☆ 4

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