鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開2019/11/05



「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」 東京都近代美術館
東京神田に生まれ、挿絵画家として画業をスタートさせた鏑木清方(1878-1972)は、美人画で上村松園と並び称された日本画家。
今年、清方の代表作として知られながら、1975(昭和50)年以来所在不明であった《築地明石町》と、あわせて三部作となる《新富町》《浜町河岸》の3点が発見され、東京都近代美術館へ収蔵されました。そのお披露目の展示がありました。
鏑木清方の美人画は細身で、上品な女性の絵が多いように思います。




左から《浜町彼岸》《築地明石町》《新富町》
よく見ると背景にその土地ならではのものが描かれています。鏑木清方の他の作品《三遊亭円朝像》や12幅対の《明治風俗十二ヶ月》も見ることができます。

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