ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー2019/01/30


ライ麦畑の反逆児

「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」 TOHOシネマズシャンテ
1939年、作家を志していたサリンジャー(ニコラス・ホルト)は、大学教授ウィット・バーネット(ケビン・スペイシー)のアドバイスで短編小説を書き始める。出版社への売り込みを断られ続ける中、ようやく掲載が決定するが、太平洋戦争のぼっ発によって、その掲載は見送られてしまう。召集されたサリンジャーは生還するもののPTSDに悩まされ続ける。やっと初長編「ライ麦畑でつかまえて」を完成させると、この作品の成功により、突如として名声を手に入れる……。
小説家J・D・サリンジャーの半生を映画化したものです。カリスマ的人気がありながらも、長く隠遁生活を続け、寡作な作家としても有名です。
前半はちょっと眠かったけど、サリンジャーは、どういう人だったのかと想像ができます。戦争の経験が長く彼を苦しめるのだけど、出会ったものが宗教みたいなので、怪しいのかと思ったら、良い助言を与えて彼を助けてくれていることがわかります。ヨガや瞑想をしては、ずっと書き続けていたようです。この映画を見ると、実は未発表作品がいっぱいあるのだろうと思います。

★★★★☆ 4