コーヒープリンとサンドイッチ2018/12/08



  
金曜日に映画行く前に食べたサンドイッチセット、デザート付き。
“丸福珈琲店”にて。

マダムのおかしな晩餐会2018/12/09


マダムのおかしな晩餐会

「マダムのおかしな晩餐会」 TOHOシネマズシャンテ
パリに暮らす裕福なアメリカ人夫婦(ハーベイ・カイテルとトニ・コレット)は、セレブな友人たちをディナーに招待するが、手違いで出席者が不吉な13人となってしまったことから、急きょスペイン人メイドのマリアが14人目の出席者としてディナーに参加することに。「ミステリアスなレディ」に仕立て上げられたマリア(ロッシ・デ・パルマ)は、ワインを飲みすぎて下品なジョークを連発。しかし、マリアは英国紳士から気に入られ、求愛される……。
パリを舞台にした小粋な作品で、とっても良かったです。アマンダ・ステールという新鋭のフランス人監督です。メイド役がペドロ・アルモドバル監督作でおなじみのロッシ・デ・パルマで、個性的な風貌で、この役にピッタリです。
パリのセレブな生活ぶりや、それぞれの思惑が絡みあって、フランス映画らしくおしゃれな雰囲気、マダム役のトニ・コレットが上手いです。

★★★★☆ 4+

パテとパストラミランチ2018/12/09



東京駅、新丸ビル“POINT ET LIGNE”でランチ。パン屋さんのランチ、パンが美味しい。


KITTEへ行ったら、期間限定の千葉県アンテナショップをやっていて、チーバくんが来てました。サロペット姿に帽子をかぶっていて、グランピングをしているという設定のようです。


吉村芳生 超絶技巧を超えて2018/12/11


吉村芳生 超絶技巧を超えて

「吉村芳生 超絶技巧を超えて」 東京ステーションギャラリー
吉村芳生(1950-2013)現代アートの画家です。
日常生活の中で目にするありふれた風景をモノトーンのドローイングや版画で表現した作品、色鉛筆を駆使して描いたさまざまな花、生涯を通じて描き続けた自画像の数々。実物を見てみないとなかなか伝わらないと思うのですが、超絶リアルな絵ばかりです。どれも写真のような作品です。

     《SCENE 85-8》

     《無数の輝く生命に捧ぐ》

   《新聞と自画像2008.10.8 毎日新聞》

毎日のように新聞に描き続ける自画像。様々な表情があります。驚くのは、ポスターにもなっていますが、新聞までもリアルに手書きしている作品もいっぱいあるのです。パソコンやスマホで見てもわからないかもしれませんが、新聞を描きうつしているのです。文字ひとつひとつ、写真や広告全部を描いています。普通の新聞にしか見えないでしょ?
超絶技巧を持つ異色の画家だと思います。

フェルメール展2018/12/12



「フェルメール展」 上野の森美術館
オランダ絵画黄金時代の巨匠ヨハネス・フェルメール(1632-1675)。
国内外で不動の人気を誇り、寡作でも知られ現存作はわずか35点とも言われています。今回はそのうち9点を展示しています。
フェルメール好きですが、きっと混むだろうと思ったし、どうしようかと思っていたら同時代の画家ハブリエル・メツー (1629-1667)の作品もあるというので、行ってみたくなりました。

日時指定の予約制で2500円、ちょっと高いですが、音声ガイドが無料でした。
予約人数が多いようで、かなり混み合ってはいました。

  《手紙を読む女》 ハブリエル・メツー

 《手紙を書く女》 ヨハネス・フェルメール

フェルメール作品では、この黄色の服を着ている絵が多いですが、上のハブリエル・メツーの女性の服も同じですね。
自分が手紙好きなので、手紙にまつわる絵が多いから好きなのかもしれません。
絵の中に描かれる絵、画中画というのでしょうか、手紙の内容や今後の運命を象徴しているようなことが多いのです。嵐の絵とか。
当時のオランダは女性でも識字率が高かったらしく、手紙などを書いている絵が多いような気がします。

その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ2018/12/13


その日まで―紅雲町珈琲屋こよみ

「その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ」 吉永 南央・著 文春文庫
シリーズ第2弾。コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店が開店した。その店は元は和菓子屋だったが、近隣では経営難のオーナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩く業者グループがいるという噂がある。小蔵屋を営む気丈なおばあちゃん・杉浦草は、背景を調べ始める……。
悪徳業者を成敗するのかと思えばそうでもないけど、持ち前の行動力で、良い方向へ持って行こうと努力します。困っている人に心を砕き、間違っていることを見過ごしたままではいられないのです。 ライバル店に対しては、あえて対抗するのではなく、自分のポリシーを貫いて、店のあり方を大切にしています。こんなお店が実際にあったら、のぞいてみたいと思います。

パッドマン 5億人の女性を救った男2018/12/14


パッドマン 5億人の女性を救った男

「パッドマン 5億人の女性を救った男」 TOHOシネマズシャンテ
インドの小さな村で最愛の妻ガヤトリ(ラーディカー・アープテー)と新婚生活を送るラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、貧しくて生理用品が買えず不衛生な布を使用している妻のため、清潔で安価なナプキンを手作りすることに。生理用品の研究とリサーチに明け暮れるラクシュミは、村人たちから奇異な目を向けられ、数々の誤解や困難に直面する。恥ずかしいので、妻からは生理用品のことは誰にも話さないでと言われるのだが、妻のことを思って熱心になってしまう。ついには村から離れて、低コストで生産できる製造機が完成する。
そんな彼の熱意にに賛同した女性パリー(ソーナム・カプール)の協力もあり、多くの女性を救うことに……。
現代のインドで、安全で安価な生理用品の普及に奔走した男の人の実話を基に映画化しています。
とにかく主人公は純粋で、お金儲けにも興味はなく、妻や他の女性たちが困っているのをなんとかしようと思っているだけなのです。もともと、工夫して何かを作るのが得意だったようです。人との良いめぐりあわせがあって、彼の研究が日の目を見ることになるのだが、古い慣習にしばられている人もいて、生理のことについてはオープンじゃないし、インドでは特に閉鎖的で、恥かしいことのようです。日本だって昔はそうだったかもしれないけど、現代では少しはフランクになっていると思います。
インド映画の女優さんは、美しい人が多いですね。それほどたくさんではないけど、歌や踊りもあります。インド映画らしさは味わえます。実在の人物ものでありながら、ちょっとロマンスも加えてあります。人との出会いで、人生は変わっていくものだと思いました。

★★★★☆ 4-

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話2018/12/15


こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」 よみうりホール(試写会)
北海道の医学生・田中(三浦春馬)は筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィー患者の鹿野(大泉洋)の生活を助けるポランティアをしている。口が達者な鹿野は、いつも王様のようなワガママぶりで周囲を振り回してばかりいる。田中と交際中の美咲(高畑充希)も、様子を見に行ったところ、鹿野に気に入られてしまう。きついことを言う鹿野にむかつくこともあるが、どこか憎めない存在で、次第にボランティアに熱心になっていく……。
24時間誰かがついていないといけない鹿野のために、多くのボランティアが協力しています。親身になって世話をする他の人たちが、どういうきっかけでそうなったのかをもっと知りたかったけど、全体的に笑いが絶えない面白い映画でした。鹿野は、おべんちゃらは言わず、常にずばりと本当の事を言ってくるので、反感を覚えても納得できてしまいます。大泉洋がものすごくハマっていました。
キャスティングも面白かったです。鹿野の母は綾戸智恵だったり、他にも佐藤浩市なども出ていて豪華でした。
若者も年配の人も見て楽しめる映画fだと思います。

★★★★☆ 4