アンクル・ドリュー2018/10/17


アンクル・ドリュー

「アンクル・ドリュー」 一ツ橋ホール(試写会)
トラウマからプロ選手の夢をあきらめ、ストリートバスケチームのコーチをしている青年ダックス(リル・レル・ハウリー)が、大会のチームメンバーを探していたところ、ひょんな事からかつて伝説のバスケ選手だったアンクル・ドリュー(カイリー・アービング)と出会う。昔のメンバーを集めてチームを結成しニューヨーク最大のストリートバスケ大会に挑む……。
NBAの現役スター選手カイリー・アービングが、特殊メイクで老人に扮しているので、試合のシーンは動きが良いです。華麗なシュートも良いですが、ドリブルがみごとです。
他のメンバーも現役や元選手が演じているので、ドリームチームという感じらしいです。まずはメンバー集めをするのですが、珍道中で、ふざけたようなお爺さんばかりが集まります。老眼がひどすぎる人や、何年も歩いていなくて車椅子にのっているお爺さん、見た目もインパクトのある個性的で、我が強そうな方ばかり。
先が思いやられそうだけど、普通のスポ根ものとは違って、集まったらすぐに試合が始まる感じでした。弱いチームが練習で強くなるタイプではなく、実戦で昔のような動きを蘇らせていきます。
バスケットも面白いですが、ダンスするシーンもあって、それも良かったです。俳優さんではなくアスリートなんだろうけど、ダンスもプロのように上手いのですね。カイリー・アービングは、エンディングの歌まで歌っていて、まるで本物の歌手のようです。

★★★★☆ 4-