小さな星の奇蹟2018/01/20


小さな星の奇蹟

「小さな星の奇蹟」 メアリ・H・クラーク 新潮文庫
7年前、ソンドラは生んだばかりの娘を教会に置去りにした。子は偶然この教会に忍び込んだ泥棒に、ベビーカーごと連れ出された。成功目前の新進ヴァイオリニストとしてNYに戻ったソンドラは、自責の念と娘に会いたい一心で、リハーサルにも身が入らない。一方、詐欺で遺産を盗まれそうになっている友人を助けるために、アルヴァイラは、夫ウィリーの協力を得て調査している。ソンドラの苦悩を知って、娘の行方を捜すことも協力する……。
薄い本なんですが、登場人物が多いので、これは誰だったかなと、何度も確認してしまいました。そうは言っても先が気になって、あっという間に読めました。2つの出来事が微妙に絡み合っています。クリスマスの話なので、クリスマスシーズンに読むと良いと思いました。