はじまりへの旅2017/04/07

はじまりへの旅
「はじまりへの旅」 ヒューマントラストシネマ有楽町
現代社会から切り離されたアメリカ北西部の森で、独自の教育方針に基づいて6人の子どもを育てる父親ベン(ヴィゴ・モーテンセン)。父の厳しい指導により、体力もついて優秀に育っている。18歳の長男は名門大学を受験して、合格通知を受け取った。ベンの妻で子どもたちの母親が亡くなったことを知り、葬儀に出席することと、妻(母)の願いを叶えるために、2400キロ離れたニューメキシコを目指す…。
学校へ行っていなくても、語学も堪能だし、知識も豊富。大自然の中でも、外敵に襲われても生きていくすべを身につけている子どもたち。でも普通とは違う生活、そもそも普通の生活を体験したり、友人と触れ合ったこともないのだ。現実にこんな親に育てられたら、間違っていると思わるかもしれません。義父とぶつかったりして、ベンも悩みますが、子どもたちは、どう判断するか。実際にどちらが良いのかとは答えられまないけど、家族で切磋琢磨し、強くつながりあっているのは、素敵でした。映画を見る方は、この家族の生活ぶりを眺めているのは、面白い体験でした。子どもはかわいいし、ヴィゴ・モーテンセンはかっこよかったです。

★★★★☆ 4

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