僕と世界の方程式2017/02/09

僕と世界の方程式
「僕と世界の方程式」 YEBISU GARDEN CINEMA
自閉症のネイサン(エイサ・バターフィールド)は、他人とのコミュニケーションは苦手だが、数学に関してはずば抜けた才能を持っていた。息子の才能を伸ばそうと、母のジュリー(サリー・ホーキンス)は数学教師ハンフリーズ(レイフ・スポール)に指導を依頼。ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれる。初めて自宅を離れ、台湾での合宿へ参加する…。
「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のエイサ・バターフィールドは、この映画でも目の青さが目立っていました。本当にきれいな目。子ども時代を演じたエドワード・ベイカー=クローズもすごく上手でした。この子も目がとても青かったです。
母は「ブルージャスミン」で主人公の妹役のサリー・ホーキンス。母と息子の物語が重要なポイントだったので、母役はとても良かったです。大好きだった父との別れがあり、母のことは卑下している息子。母は一所懸命なのに、想いが伝わらないのです。でも、台湾へ行って、いろいろな出会いがあり、特に女子と接近し、知らなかった感情を理解でき、成長していくのです。
自閉症で数学が得意となると「ザ・コンサルタント」とも関係づけて見れました。「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」も、普通の人とは違っていて、世間では受け入れがたいこどもたちです。そちらはファンタジーだけど、自閉症は少数派なだけです。すばらしい才能があるし、そういう性格・個性なのだと思います。
映画には魅入ってましたが、私はもっと数学の才能が開花してすごいことが起きるのかと期待していたので、ちょっと物足りない気もしました。

★★★★☆ 4-