PK2016/10/08

PK
「PK」 ユーロライブ(試写会)
留学先のベルギーで失恋を経験したジャグー(アヌシュカ・シャルマ)は、母国インドへ戻り、テレビ局で働いている。そんなある日、ジャグーは、地下鉄で黄色いヘルメットを被って大きなラジカセを持ち、チラシを配る奇妙な男(アーミル・カーン)を見かける。男は「PK」と呼ばれ、神様を探しているという。興味を持ったジャグーは、取材させてもらうことに。神様を探している理由を聞くと、PKはにわかには信じられない話をする。驚くほどに純粋で世間の常識とはかけ離れているPKは、テレビを通して、大きな大論争を巻き起こす…。
「きっと、うまくいく」のラージクマール・ヒラーニ監督と、インドの国民的スターであるアーミル・カーンの再タッグ作。
宗教も神様も知らない人に、理解してもらうのは難しい。そもそも神様は何か、どうして神様はいろいろいるのか。地球の常識が通用しないPKのギャップに笑いながらも、神様のあり方を考えさせられる。インド映画にしては歌とダンスは少ないです。でも、ちゃんとあります。PKとは“酔っ払い”という意味らしい。挙動不審なふるまいをするので、皆にそう呼ばれるようになったということです。ジャグーがかわいくて魅力的だし、アーミル・カーンは大好きだし、とっても面白かったです。もっと歌って踊って、アクションもしてほしかったけど。
インド映画にしては短い153分。インド映画見たことない人でも楽しめると思います。

★★★★☆ 4+