切手裏面貼り付け ― 2016/09/01

かわいいテディベア展、一緒に行った友人が出してくれました。これはハガキで、宛名を書いてある面の裏側に切手を真ん中に貼って、小型印をもらって発送してもらっています。クマのハガキ、クマの切手に合わせてくれています。

切手とお揃いの特印。

Otegamiフリマの小型印。ヤギとペンギンがスイカを食べている絵なんだと思います。切手の博物館。
男は敵、女はもっと敵 ― 2016/09/02

「男は敵、女はもっと敵」 山本 幸久・著 集英社文庫
フリーで映画の宣伝マンをしている36歳の藍子。ナチスの服装をして、ミリタリーフェスティバルに参加。映画のチケットを買ってくれた人は一緒に写真が撮れるという企画。自分のアイディアで1枚でも多くのチケットを売ろうとしている。かつての不倫相手が、その会場に現れて復縁をせまるが…。
連作短編集。それぞれの話で主人公は変わるけど、どれも関連がある。藍子さんが一番出てくるし、一番インパクトがある。何より仕事ができる女性はかっこいい。不倫相手へのあてつけのように結婚した男とその後、離婚。その元夫の恋人とも出てくる。不倫相手の奥さんや子どもも出てくるし、連なる人間関係が個性的で面白い。
映画の宣伝をフリーでする人がいるのか、知らなかったけど、映画業界の裏側をかいま見ることも興味深かった。現代を軽やかに生きる女性、でもそうそううまくいっているわけでもない。でも、とにかく目の前のことをこなしていけないとならないし、先のことはわからない。
タイトルからすると女同士の足の引っ張り合いとかあるのかと思ったら、そういうわけでもなかった。
フリーで映画の宣伝マンをしている36歳の藍子。ナチスの服装をして、ミリタリーフェスティバルに参加。映画のチケットを買ってくれた人は一緒に写真が撮れるという企画。自分のアイディアで1枚でも多くのチケットを売ろうとしている。かつての不倫相手が、その会場に現れて復縁をせまるが…。
連作短編集。それぞれの話で主人公は変わるけど、どれも関連がある。藍子さんが一番出てくるし、一番インパクトがある。何より仕事ができる女性はかっこいい。不倫相手へのあてつけのように結婚した男とその後、離婚。その元夫の恋人とも出てくる。不倫相手の奥さんや子どもも出てくるし、連なる人間関係が個性的で面白い。
映画の宣伝をフリーでする人がいるのか、知らなかったけど、映画業界の裏側をかいま見ることも興味深かった。現代を軽やかに生きる女性、でもそうそううまくいっているわけでもない。でも、とにかく目の前のことをこなしていけないとならないし、先のことはわからない。
タイトルからすると女同士の足の引っ張り合いとかあるのかと思ったら、そういうわけでもなかった。
みんなでマスカレード ― 2016/09/03
巨人VS中日を観に行きました。

入場時に、仮面舞踏会のようなオレンジのマスクをくれました。いったい何なんでしょう?

「みんなでマスカレード」というイベントの日だったらしい。
5回裏終了後、漫才コンビ「ナイツ」とお笑い芸人のねづっちが、オレンジマスクをつけてグラウンドに登場し、観客もオレンジマスクをつけて立ち上がり、「仮面舞踏会」の曲に合わせてみんなで踊るというイベント。

夕食はじゃびっとべんとう1350円。前回の席に東京ドームで使えるプリペイドカード1000円分が付いていたので、使いました。同じシーズンなのにお弁当がリニューアルされています。前回のじゃびっとべんとうはオムライス風だった。

ピラフ、ナポリタン、コロッケ、ハンバーグなど。

おまけに巾着袋が付いています。これも変わってました。こっちのがかわいい。
野球の結果は 巨人 7-8 中日。
巨人は逆転に成功するも、更に逆転さてれ、クルーズの2ランで1点差にせまるも、追いつけず。
神様の思し召し ― 2016/09/04

「神様の思し召し」 シネマカリテ
天才心臓外科医トンマーゾ(マルコ・ジャリーニ)は、医大に通う息子のアンドレアに期待をかけていたが、突然医者になるのは辞めて神父になりたいと言い出した。アンドレアが慕っている神父のことを知り、きっと洗脳されたに違いないと、ピエトロ神父(アレッサンドロ・ガスマン)について、調べ始める。神父は前科があることを知り、化けの皮をはがそうと、自分が無職で困っているふりをして神父に近づくが…。
医師のトンマーゾは、傲慢な人間で、家族や同僚に厳しくあたる。神様は信じていない。人々を救うのは神ではなく、自分達医師だと固く信じている。ピエトロは型破りな神父だが、困っているふりをしているトンマーゾを助けようとしてくれるが…。
イタリア映画。主役はおっさん2人だけど、家族や同僚の女性医師も絡んできて、ホームコメディっぽい味わいです。奥さん役の人、きれいで色気があります。
現実的に人を救うのは医師だけど、神父も人を救っていますよね。目的は同じでも、考え方が全く違う2人が、交流を通して、特にトンマーゾが自分を見つめ直して変わっていきます。それを笑いをまじえながら描いています。神様のあり方も示してくれます。ラストは気になる終わり方でした。これってどうなの?って思わせます。それこそ神様の思し召しなんでしょう。
★★★★☆ 4
天才心臓外科医トンマーゾ(マルコ・ジャリーニ)は、医大に通う息子のアンドレアに期待をかけていたが、突然医者になるのは辞めて神父になりたいと言い出した。アンドレアが慕っている神父のことを知り、きっと洗脳されたに違いないと、ピエトロ神父(アレッサンドロ・ガスマン)について、調べ始める。神父は前科があることを知り、化けの皮をはがそうと、自分が無職で困っているふりをして神父に近づくが…。
医師のトンマーゾは、傲慢な人間で、家族や同僚に厳しくあたる。神様は信じていない。人々を救うのは神ではなく、自分達医師だと固く信じている。ピエトロは型破りな神父だが、困っているふりをしているトンマーゾを助けようとしてくれるが…。
イタリア映画。主役はおっさん2人だけど、家族や同僚の女性医師も絡んできて、ホームコメディっぽい味わいです。奥さん役の人、きれいで色気があります。
現実的に人を救うのは医師だけど、神父も人を救っていますよね。目的は同じでも、考え方が全く違う2人が、交流を通して、特にトンマーゾが自分を見つめ直して変わっていきます。それを笑いをまじえながら描いています。神様のあり方も示してくれます。ラストは気になる終わり方でした。これってどうなの?って思わせます。それこそ神様の思し召しなんでしょう。
★★★★☆ 4
ピーターの誕生日 ― 2016/09/04
アフタヌーンティーセット ― 2016/09/05
湯を沸かすほどの熱い愛 ― 2016/09/06

「湯を沸かすほどの熱い愛」 ユーロライブ(試写会)
持ち前の明るさと強さで娘を育てている双葉(宮沢りえ)が、突然の余命宣告を受けてしまう。双葉は現実を受け入れ、1年前に突然家出した夫(オダギリジョー)を連れ帰り休業していた銭湯を再開させることにした。気が弱い娘の安澄(杉咲花)を独り立ちさせることなど、「絶対にやっておくべきこと」を実行していく。会う人すべてを包みこむ優しさで、周囲の人々を強く変えていく。
かなり泣けてしまったけど、笑いもあって、爽やかな余韻のある映画でとても良かったです。宮沢りえがこの役にピッタリでした。
娘役の杉咲花も魅力的でしたが、他にももっと小さい2人の女の子が出てきて、うまくてビックリしました。事情により一緒に暮らすことになる鮎子役の伊東蒼ちゃんにも泣かされました。
ダメダメな夫のオダギリジョーも良い味を出しています。主人公の双葉は強いだけじゃなく、大きな愛で周囲を包み込んでいる女性でした。おすすめです。
★★★★☆ 4+
持ち前の明るさと強さで娘を育てている双葉(宮沢りえ)が、突然の余命宣告を受けてしまう。双葉は現実を受け入れ、1年前に突然家出した夫(オダギリジョー)を連れ帰り休業していた銭湯を再開させることにした。気が弱い娘の安澄(杉咲花)を独り立ちさせることなど、「絶対にやっておくべきこと」を実行していく。会う人すべてを包みこむ優しさで、周囲の人々を強く変えていく。
かなり泣けてしまったけど、笑いもあって、爽やかな余韻のある映画でとても良かったです。宮沢りえがこの役にピッタリでした。
娘役の杉咲花も魅力的でしたが、他にももっと小さい2人の女の子が出てきて、うまくてビックリしました。事情により一緒に暮らすことになる鮎子役の伊東蒼ちゃんにも泣かされました。
ダメダメな夫のオダギリジョーも良い味を出しています。主人公の双葉は強いだけじゃなく、大きな愛で周囲を包み込んでいる女性でした。おすすめです。
★★★★☆ 4+
お伊勢まいり ― 2016/09/07

「お伊勢まいり 新・御宿かわせみ」 平岩 弓枝・著 文藝春秋
大川端の旅宿「かわせみ」は、今年の春早々の大嵐で屋根瓦を吹き飛ばされるなど甚大な被害を受けた。しばらく休業を余儀なくされた女主人るいのもとに、幼なじみである千恵が訪れてお伊勢まいりに誘う。長助とお吉と共にお伊勢まいりに参加したが、十数人の一行で、旅を続けると、道中で次々と事件が起こる…。
このシリーズは今までは短編形式でしたが、今回の話は1冊で1つの長編になっていました。
「御宿かわせみ」と「新・御宿かわせみ」と合わせるとシリーズ40冊目になりました。シリーズを読んでいないと人間関係などはわかりにくいと思います。
お伊勢まいりに行って、帰ってくるその間に起こる事件。過去の事件の真相に迫る内容もありました。でも、話としてはあまり進んでいないような気もしました。新シリーズの方は麻太郎が主人公と思っていましたが、前作で外国へ勉強に行ってしまったので、あまり出てきませんでした。時代は少しずつ変わっていっていることは感じられます。当時のお伊勢まいりの様子がわかることと、お馴染みのシリーズ登場人物たちが、どうしているのか知ることができました。
大川端の旅宿「かわせみ」は、今年の春早々の大嵐で屋根瓦を吹き飛ばされるなど甚大な被害を受けた。しばらく休業を余儀なくされた女主人るいのもとに、幼なじみである千恵が訪れてお伊勢まいりに誘う。長助とお吉と共にお伊勢まいりに参加したが、十数人の一行で、旅を続けると、道中で次々と事件が起こる…。
このシリーズは今までは短編形式でしたが、今回の話は1冊で1つの長編になっていました。
「御宿かわせみ」と「新・御宿かわせみ」と合わせるとシリーズ40冊目になりました。シリーズを読んでいないと人間関係などはわかりにくいと思います。
お伊勢まいりに行って、帰ってくるその間に起こる事件。過去の事件の真相に迫る内容もありました。でも、話としてはあまり進んでいないような気もしました。新シリーズの方は麻太郎が主人公と思っていましたが、前作で外国へ勉強に行ってしまったので、あまり出てきませんでした。時代は少しずつ変わっていっていることは感じられます。当時のお伊勢まいりの様子がわかることと、お馴染みのシリーズ登場人物たちが、どうしているのか知ることができました。
映画 聲の形 ― 2016/09/08

「映画 聲(こえ)の形」 よみうりホール(試写会)
ガキ大将の小学生・石田将也のクラスに難聴の少女・西宮硝子が転校してくる。障がいのある硝子に初めは親切にしていたクラスメイトたちだったが、コミュニケーションに問題があって、次第に冷たく扱うようになる。将也も何かとちょっかいを出していて、硝子との間に起こった出来事がきっかけとなり、自分が周囲から孤立してしまう。それから5年、高校生になった将也は心を閉ざして生きていた。気がかりになっていた硝子のもとを訪れる…。
障がいのある硝子は、本来は明るくてかわいい女の子。みんなと仲良くなりたいと強く願っていたが、仲間外れにされてしまう。率先して悪口を言う子もいれば、同調して手をさしのべない子もいる。手をさしのべようとした子も、周囲の態度に耐えられなくなってしまう。どの子もそれほどの悪気はないのだ。将也だっていじめようと思っているわけでもないのだと思う。小、中学生時代ってこういう感じだったことを思い出す。将也も仲間はずれにされて、自分がしていたことを逆に周囲からされるようになる。チラシやポスターのビジュアルから想像していた話とはちょっと違う内容だった。大人になって反省したり、変化することもある。甘い青春物語と全然違っていた。新しく人間関係を築いたり、昔の友人との関係を修復したり、感動もあったし、面白かった。
あえてだと思うけど説明は少ない。将也の家にいる小さい女の子は、誰?実はお姉さんの子どもなんだけど、年の離れた妹かと思った。話が進むにつれていろいろなことがわかってくる。シリアスなだけではなく、笑えるところも多い。そのまま大きくなったら、考えなかったことも、自分の環境が変わってしまったことで、人との付き合い方がわからなくなってしまうのかもしれない。どうしたら友達なのか。友達とは何なのか。若い人に見てもらいたい映画。
★★★★☆ 4
ガキ大将の小学生・石田将也のクラスに難聴の少女・西宮硝子が転校してくる。障がいのある硝子に初めは親切にしていたクラスメイトたちだったが、コミュニケーションに問題があって、次第に冷たく扱うようになる。将也も何かとちょっかいを出していて、硝子との間に起こった出来事がきっかけとなり、自分が周囲から孤立してしまう。それから5年、高校生になった将也は心を閉ざして生きていた。気がかりになっていた硝子のもとを訪れる…。
障がいのある硝子は、本来は明るくてかわいい女の子。みんなと仲良くなりたいと強く願っていたが、仲間外れにされてしまう。率先して悪口を言う子もいれば、同調して手をさしのべない子もいる。手をさしのべようとした子も、周囲の態度に耐えられなくなってしまう。どの子もそれほどの悪気はないのだ。将也だっていじめようと思っているわけでもないのだと思う。小、中学生時代ってこういう感じだったことを思い出す。将也も仲間はずれにされて、自分がしていたことを逆に周囲からされるようになる。チラシやポスターのビジュアルから想像していた話とはちょっと違う内容だった。大人になって反省したり、変化することもある。甘い青春物語と全然違っていた。新しく人間関係を築いたり、昔の友人との関係を修復したり、感動もあったし、面白かった。
あえてだと思うけど説明は少ない。将也の家にいる小さい女の子は、誰?実はお姉さんの子どもなんだけど、年の離れた妹かと思った。話が進むにつれていろいろなことがわかってくる。シリアスなだけではなく、笑えるところも多い。そのまま大きくなったら、考えなかったことも、自分の環境が変わってしまったことで、人との付き合い方がわからなくなってしまうのかもしれない。どうしたら友達なのか。友達とは何なのか。若い人に見てもらいたい映画。
★★★★☆ 4
ガレとドーム展 ― 2016/09/09

「ガレとドーム展」 日本橋高島屋8階ホール
アール・ヌーヴォーの時代に活躍したガラス工芸家のエミール・ガレを中心に、ガレの様式を受け継ぎ、独自のデザインに発展させたドーム兄弟の作品、あわせて約100点の展示でした。
ドームもきれいだけど、ガレの作品が好きです。日本的なわびさびを感じさせます。どれも品が良いです。
すいていることもあって、ゆったりと見れました。横から後ろからも見れるように展示されているのも多かったです。どこから見てもデザインが優れているのがわかります。
アール・ヌーヴォーの時代に活躍したガラス工芸家のエミール・ガレを中心に、ガレの様式を受け継ぎ、独自のデザインに発展させたドーム兄弟の作品、あわせて約100点の展示でした。
ドームもきれいだけど、ガレの作品が好きです。日本的なわびさびを感じさせます。どれも品が良いです。
すいていることもあって、ゆったりと見れました。横から後ろからも見れるように展示されているのも多かったです。どこから見てもデザインが優れているのがわかります。
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