めぐりあう日 ― 2016/08/05

「めぐりあう日」 岩波ホール
養女として育ってきた理学療養士のエリザ(セリーヌ・サレット)は、夫と別居している。実母を探すために、息子と伴に北フランスの港町ダンケルクで生活を始める。息子が通う学校で働く中年女性のアネット(アンヌ・ブノワ)が、患者としてエリザの療法室を訪れてくる。治療を通じて、2人は次第に不思議な親密感を覚えるようになる…。
監督はウニー・ルコント、韓国出身で幼い頃に養子としてフランスへ渡った経験から「冬の小鳥」という映画を撮ってデビュー。本作が2作目になる。「冬の小鳥」は韓国とフランスの合作で、出演者は韓国の人だったけど「めぐりあう日」はその後の話のように感じます。養女となり、自分も結婚し母となったエリザが、自分のルーツを求めている。息子はパリに戻りたがり、父親と会いたがっている。難しい年頃。実母探しは、思ったようにすすまないし、他にも問題を抱えている。
理学療法の施術がとても丁寧に描かれていて、かなり親密な雰囲気だった。
主役のセリーヌ・サレットがスラッとしたスタイルで、美しかった。若い頃のシャーロット・ランプリングのような雰囲気を持っている。上品で知的。母親に対する複雑な心情がヒシヒシと伝わってきた。ダンナさんは良い人のようなのに、うまくいってないのは残念。
ダンケルクという町が魅力的。海岸は人がいなくてきれいだった。
★★★★☆ 4
養女として育ってきた理学療養士のエリザ(セリーヌ・サレット)は、夫と別居している。実母を探すために、息子と伴に北フランスの港町ダンケルクで生活を始める。息子が通う学校で働く中年女性のアネット(アンヌ・ブノワ)が、患者としてエリザの療法室を訪れてくる。治療を通じて、2人は次第に不思議な親密感を覚えるようになる…。
監督はウニー・ルコント、韓国出身で幼い頃に養子としてフランスへ渡った経験から「冬の小鳥」という映画を撮ってデビュー。本作が2作目になる。「冬の小鳥」は韓国とフランスの合作で、出演者は韓国の人だったけど「めぐりあう日」はその後の話のように感じます。養女となり、自分も結婚し母となったエリザが、自分のルーツを求めている。息子はパリに戻りたがり、父親と会いたがっている。難しい年頃。実母探しは、思ったようにすすまないし、他にも問題を抱えている。
理学療法の施術がとても丁寧に描かれていて、かなり親密な雰囲気だった。
主役のセリーヌ・サレットがスラッとしたスタイルで、美しかった。若い頃のシャーロット・ランプリングのような雰囲気を持っている。上品で知的。母親に対する複雑な心情がヒシヒシと伝わってきた。ダンナさんは良い人のようなのに、うまくいってないのは残念。
ダンケルクという町が魅力的。海岸は人がいなくてきれいだった。
★★★★☆ 4
最近のコメント