トランボ ハリウッドに最も嫌われた男2016/06/25

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」 一ツ橋ホール(試写会)
トランボ(ブライアン・クランストン)はハリウッドの第一線で活躍する売れっ子脚本家。第2次世界大戦後、赤狩り(政府が共産党員および支持者を追放すること)が猛威をふるっていた時代。労働問題に取り組むトランボは議会での証言を拒んだことから投獄されてしまう。
釈放後、ハリウッドでの居場所を失ったトランボは、偽名を使用して「ローマの休日」などの名作を世に送りだし、アカデミー賞を2度受賞する。しかし、自分が書いたものだとは公表できない。
逆境に立たされながらも信念を持って生きたトランボの映画への熱い思いと、そんな彼を支え続けた家族や映画関係者らの真実の物語。
脚本家仲間や俳優など、初めはたくさんの男の人が出てくるので、どれが誰かよくわかりませんでした。思想について語り合っていることも多くて、前半はかなり眠かったです。トランボは、才能ある脚本家だし、仕事をさせてもらえないほど悪いことをしているとも思えなかったです。こういうことがあったのだなと、知ることができました。
トランボの妻役はダイアン・レイン、相変わらず美しかったです。この時代は驚くほど、煙草を吸っている人が多かったことを再認識しました。映画館の客席でも吸っているシーンがありました。
往年の映画ファンには、当時の裏事情がわかって面白いのではないかな。

★★★☆☆ 3+