Spice -映画・本・美術の日記-

「二ツ星の料理人」　新宿ピカデリー
天才的な料理の腕を持ちながら、トラブルでパリの二ツ星レストランから姿を消した料理人アダム・ジョーンズ（ブラッドリー・クーパー）。3年後ロンドンの友人トニー（ダニエル・ブリュール）のレストランにやってきて、三ツ星を狙うからと強引に雇ってもらい、昔の仲間や才能あるシェフを集めて再起をかける。しかし、傲慢なアダムのふるまいや、裏社会との関わりなど、問題が山積み…。
イケメンシェフと、おいしそうな料理が出てきて、特に女性は満足しそう。でも、修行した店での同僚たちとのいざこざや借金問題など、ちょっと説明が少ないのがスッキリしなかったです。問題を抱えながらも、成長していく主人公の話だと思うが、最初の方は特に気難しすぎる。
ミュシュランの調査員って、こういう特徴があるのかとわかる映画でした。出演者は「アメリカン・スナイパー」でも夫婦役だったシエナ・ミラーや「最強のふたり」のオマール・シーをはじめ、よく見るとアリシア・ヴィキャンデル、ユマ・サーマン、エマ・トンプソンなどの豪華な女優陣も出ていました。

★★★★☆　4