ディーン、君がいた瞬間2016/01/20

ディーン、君がいた瞬間
「ディーン、君がいた瞬間(とき)」 シネスイッチ銀座
1955年、マグナム・フォトに所属する写真家デニス(ロバート・パティンソン)は、パーティで出会ったまだ無名の新人俳優ディーン(デイン・デハーン)にスター性を見出した。デニスは、LIFE誌に掲載するため密着取材を開始。ディーンを説得して写真を撮らせてもらおうとするが、あまり協力的ではない。故郷のインディアナまで一緒に旅をする…。
どちらかというと、カメラマン側から描いたジェームス・ディーンの実像。「エデンの東」の撮影が終了し、プレミア前の短い期間の話でした。世界がスターの誕生を目撃する直前。デニスはジェームス・ディーンの魅力、才能を見抜いていました。実際にデニスの撮った写真は有名なので、知っている方も多いと思いますが、そういう写真のシーンが再現されていきます。俳優とカメラマン、2つの才能がぶつかり、友情もあります。しかし、いかんせん24歳の若さで事故で亡くなってしまうスター。今も語り継がれ、色あせない。
映画は、デイン・デハーンは良い役者さんだと思っていますが、私はそれほど似ているとは思えませんでした。ジェームス・ディーンの実像は、こういう人だったのだなぁと知ることができました。

★★★☆☆ 3

映画の中で描かれたジェームス・ディーン2016/01/20



「ディーン、君がいた瞬間」に描かれていた本物の方のジェームス・ディーン。



ジェームス・ディーンとカメラマンのデニス・ストック。