キャロル2016/01/16

キャロル
「キャロル」 ユーロライブ(試写会)
1950年代ニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをしているテレーズ(ルーニー・マーラ)は、娘へのクリスマスプレゼントを探しにきたエレガントな女性・キャロル(ケイト・ブランシェット)に、ひと目で心を奪われる。その後、会うようになった2人。テレーズは、キャロルが夫との離婚を望んでいることを知り、キャロルに誘われるまま、車での旅行に同行する…。
ルーニー・マーラーもかわいかったけど、なんといってもケイト・ブランシェットの圧倒的な存在感と目力がすごかったです。ものごしや表情、見る人をくぎ付けにします。高級なファッションが、似合いすぎます。赤などのハッキリした色も良いし、シンプルで上品な服も、どれも良かったです。この時代の街並、デパートや家もおしゃれに描かれています。
監督は「ベルベット・ゴールドマイン」「エデンより彼方へ」のトッド・ヘインズ。原作は「太陽がいっぱい」などのパトリシア・ハイスミスでした。
こんな妖艶で美しい女性にみつめられたら、同性でもいいかなと思ってしまうかもね。

★★★★☆ 4