靴職人と魔法のミシン2015/06/07

靴職人と魔法のミシン
「靴職人と魔法のミシン」 TOHOシネマズシャンテ
代々続く小さな靴修理店を営みながら、単調な日々を送っていたマックス(アダム・サンドラー)。ある日、愛用の電動ミシンが故障したため、物置から先祖伝来の旧式ミシンで靴を修理する。その靴を試しに履いて、自分の姿を鏡で見ると、なんと靴の持ち主に変身していた。旧式ミシンで直した靴を履くと、その現象が起こることがわかると、いろいろな人に変身して、未知の体験を楽しみ始める。しかし、思いがけないトラブルに巻き込まれていく…。
ファンタジックなヒューマンコメディであります。発想は良いし、笑わせてくれるけど、人助けや家族愛も盛り込まれています。でも、ちょっとやり過ぎで、都合が良すぎるんじゃないかと思うところもありました。
共演はダスティン・ホフマン、エレン・バーキン、スティーブ・ブシェミなど豪華。アダム・サンドラーは役に合っているけど、変身している時は、当然ながらアダム・サンドラーは演じていないと思うと不思議です。「トワイライトささらさや」形式ですね。

★★★☆☆ 3+

えどさがし2015/06/08

えどさがし
「えどさがし」 畠中 恵・著 新潮文庫
しゃばけシリーズの外伝。
表題作「えどさがし」は、時は流れて江戸から明治。人探しをしている男は仁吉、今は京橋と名乗っている。手がかりを求めて訪ねた新聞社で突如鳴り響く銃声。重要なことを知っている人物が撃たれてしまい、仁吉は事件に巻き込まれていく…。
しゃばけシリーズに登場する人物の過去や未来のことが語られます。日限の親分や、河童の禰々子、広徳寺の住職・寛朝、佐助が長崎屋へどうやって来たのかもわかりました。主人公の若だんなは出てこないものの、シリーズを読んでいる人なら、より理解が深まりそうです。
妖(あやかし)たちの、寿命が長いことを、改めて再確認させられます。

トゥモローランド2015/06/09

トゥモローランド
「トゥモローランド」 TOHOシネマズ日劇
17歳のケイシー(ブリット・ロバートソン)は、自分の荷物の中に見慣れないピンバッチが紛れ込んでいる事に気がついた。それに触れると、テクノロジーの発達した未知の世界“トゥモローランド”に迷い込む。しかし、ほどなくして元の世界に戻ってきてしまう。そんな彼女の前にアテナ(ラフィー・キャシディ)と名乗る謎の少女が現れ、同じく謎を知っているフランク(ジョージ・クルーニー)を訪ねるよう言われる。このことがきっかけになって、ケイシーは人類の未来をかけた冒険に出ることに…。
最初から最後まで、面白いんだけど、反面よくわからないような気もしました。アクションもいっぱいあって、ジェットコースターのように、次から次と何かが起き、その都度、機転を利かせたり、助けが入ったりと、考える間もなく展開していきます。予告で見ていたら、どんな話なのか想像しにくかったけど、こういうことかぁと話はつながりました。ケイシーとフランクが頭脳明晰な上に運動神経も良いです。テクノロジーが発達した未来の想像図のようなものを、具現化して見せてくれるので、子どもも楽しめるかなぁ。かわいい男の子が、後にジョージ・クルーニーになるというのが、解せませんけど。
ピンバッチを触るだけで行けた場所が、その次は大袈裟な方法で行ったりするのはなんでなんでしょう。少女アテナがかわいかったです。

★★★☆☆ 3

エドワード・アーディゾーニ展2015/06/10

エドワード・アーディゾーニ展
「エドワード・アーディゾーニ展-英国イラストレーションの伝統-」 
銀座教文館9F ウェンライトホール

英国の挿絵画家エドワード・アーディゾーニ。日本でもチムシリーズや「小さなきかんしゃ」など、児童文学や絵本などが出版されているそうです。私は読んだことがある本がなかったです。名前も初めて知りました。絵はとても好きな感じでしたので、本も読んでみたい気がします。
会場では、日本で出版されている本を読むコーナーもありました。
絵本を読んできました。6Fではグッズが販売されています。
ポストカードを大量購入してしまいました。

イタクラヨウイチ イラスト展2015/06/10

イタクラヨウイチイラスト展
「イタクラヨウイチ 絵本『ひとりぼっちのオルガン』 イラスト展」
教文館3Fギャラリーステラ
教文館へ行ったついでに3Fのギャラリーへ。
てっきり外国の画家かと思ったら、名前からして日本人のようですね。
「ひとりぼっちのオルガン」という絵本のイラストです。このままアニメにしても良さそうです。明るい色あい、なめらかな質感、とってもステキな絵です。
6月21日(日)まで開催、入場無料です。

玄米ごはんと野菜のランチ2015/06/11

玄米ごはんランチ
この前も行ってきた、ネオ屋台村で買ってきたランチ。
玄米ごはんと野菜のランチ。
真ん中がごはんです。お肉とピーマン、玉ねぎ、えのき炒めたものや、油あげの中に白和えが入っているものなど。

グローリー 明日への行進2015/06/11

グローリー
「グローリー -明日への行進-」 ニッショーホール(試写会)
1964年ノーベル平和賞を受賞したキング牧師(デビッド・オイェロウォ)の指導の下、黒人の選挙権を求めて、アラバマ州セルマでデモ行進が行われた。しかし、警官隊によって暴力で弾圧。その映像が全米に流れ、アメリカ国民は大きな衝撃を受けた。キング牧師の呼びかけにより、再び行われたデモ行進の参加者は2万5000人にまで膨れ上がる。事態はやがて大統領をも巻き込み、世論を動かしていく。
マーティン・ルーサー・キング・Jr.牧師の実話を基にした映画。名前は知っているが、実際はどんな人からよくわかっていなったけど、「非暴力」という志を貫き、39歳でその人生を終えた偉人。指導者であり、一人の家庭人でもあり、苦悩と闘いながら、なすべきことのために行動した人物だったことが伝わってきます。セルマの事件(血の日曜日事件)は、他の映画でも出てきますが、詳しく語られていました。そして、なぜ非暴力なのかということが、よくわかりました。危険であっても非暴力を貫くことで、良い方向へ導こうとしたのです。わずか50年前は、こんなにも差別的な扱いだったのかと驚きます。選挙の為に、有権者登録をしに行くと、妨害されるのです。命の危険もあったと思います。
今があるのは、こういう人たちが脈々と築いてきた努力だと思います。その頃の、実際の映像も流れました。最後に流れる歌が良かったです。アカデミー賞主題歌賞を受賞しています。

★★★☆☆ 3

ナミヤ雑貨店の奇蹟2015/06/13

ナミヤ雑貨店の奇蹟
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 東野 圭吾・著 角川書店
悪事を働き、少年3人が逃げ込んだ廃屋。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているとしか見えないのに、シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が差し込まれる。戸惑いながらも内容を読んだ3人は、返事を書くことにする。過去と未来がつながる不思議な雑貨店の物語。
連作形式の短編というのは、最近は多いけど、この話のつながり方が面白かったです。悩みはどれも真剣なもので、当時の店主・浪矢氏は、心をこめて回答していたことがわかります。読み進むうちに、次第にあきらかになっていくというのは、やはりミステリーなんでしょうが、心温まるファンタジーでもあり、あっという間に読めました。
通勤電車で読んでいて、気がつくと自分の降りる駅に着いている。ここでも時空が歪んでいるんじゃないのかと思うほど、早く時間が流れてしまいました。おすすめです。

小龍包と冷やし坦々麺2015/06/14

友人と待ち合わせて、錦糸町の“谷泰豊”でランチ。


小龍包。


冷やし坦々麺。ピリ辛の冷麺で、夏はいいですね。


杏仁豆腐。
どれもおいしかったなぁ、また行きたいです。

その後、別の友人と合流して、着物の展示即売会へ。人が多かったけど、面白かったです。


夕食は東京駅から帰る友人を送りがてら、八重洲地下街でタイ料理の“サイアムオーキッド”へ。ガパオとグリーンカレーのセット。

HARBS2015/06/15

文通させていただいている方が、こっちに来ているので、横浜で会いました。
“HARBS”でおしゃべりしながらランチ。


モッツァレラチーズとバジルのトマトソース


ミルクレープとコーヒー。本日のデザート3種類の中から選べます。
ランチサービスのケーキはハーフサイズで、ほどよい量でした。やっぱり、ここのミルクレープはおいしい!
初めて会った人なので、緊張もしましたけど、楽しいひとときを過ごせました。