アデル、ブルーは熱い色 ― 2014/04/13

「アデル、ブルーは熱い色」 ヒューマントラストシネマ有楽町
高校生のアデル(アデル・エグザルコプロス)は、同じ学校の男子とつきあってみるが、しっくりこない。ある日、青い髪をした美大生のエマ(レア・セドゥー)と出会い、激しく愛し合うようになる。満ち足りた日々が続いていたはずだったのだが、時の流れとともに2人の関係に変化が…。
カンヌ映画祭でパルムドールをアブデラティフ・ケシシュ監督と2人の主演女優に送られた作品。こういう映画を審査委員長のスティーヴン・スピルバーグが絶賛したのは、私はちょっと意外でした。いえ映画は素晴らしかったんですけど、スピルバーグ作品とは、違うタイプだったから。
179分というと、ほぼ3時間ですが、どんどん惹き込まれていきました。恋愛は男と女でも、女と女でも大きな違いはないと思うのですが、それでもこの映画が男女の恋愛話だったら、陳腐に感じたかもしれません。出会って、激しい恋に落ちて、うまくいかなくなって後悔するなんてのを、長々見せられた、げんなりするかも。でも、この2人の女優さんの魅力なんでしょうか、どうなっていくのかと興味が途切れなかったです。大胆な長い性描写には驚きました。幕切れもいかにもフランス映画らしい感じがします。
アデル役のアデル・エグザルコプロスは、若く見えたり、大人びて見えたり。また、平凡な顔に見えるけど、時にすごい美人に見えます。どちらにしても本当にきれいな人なんですけどね。表情が豊かなんです。ちょっと、前髪がうっとおしく感じる時もあるけど、そこも計算された魅力なのかもしれません。体当たりな演技に圧倒させられちゃいます。レア・セドゥーも人を虜にするような強いオーラがありました。
濃厚で激しく生涯忘れられない恋愛の歓びと苦しみを見せられました。
★★★★☆ 4
高校生のアデル(アデル・エグザルコプロス)は、同じ学校の男子とつきあってみるが、しっくりこない。ある日、青い髪をした美大生のエマ(レア・セドゥー)と出会い、激しく愛し合うようになる。満ち足りた日々が続いていたはずだったのだが、時の流れとともに2人の関係に変化が…。
カンヌ映画祭でパルムドールをアブデラティフ・ケシシュ監督と2人の主演女優に送られた作品。こういう映画を審査委員長のスティーヴン・スピルバーグが絶賛したのは、私はちょっと意外でした。いえ映画は素晴らしかったんですけど、スピルバーグ作品とは、違うタイプだったから。
179分というと、ほぼ3時間ですが、どんどん惹き込まれていきました。恋愛は男と女でも、女と女でも大きな違いはないと思うのですが、それでもこの映画が男女の恋愛話だったら、陳腐に感じたかもしれません。出会って、激しい恋に落ちて、うまくいかなくなって後悔するなんてのを、長々見せられた、げんなりするかも。でも、この2人の女優さんの魅力なんでしょうか、どうなっていくのかと興味が途切れなかったです。大胆な長い性描写には驚きました。幕切れもいかにもフランス映画らしい感じがします。
アデル役のアデル・エグザルコプロスは、若く見えたり、大人びて見えたり。また、平凡な顔に見えるけど、時にすごい美人に見えます。どちらにしても本当にきれいな人なんですけどね。表情が豊かなんです。ちょっと、前髪がうっとおしく感じる時もあるけど、そこも計算された魅力なのかもしれません。体当たりな演技に圧倒させられちゃいます。レア・セドゥーも人を虜にするような強いオーラがありました。
濃厚で激しく生涯忘れられない恋愛の歓びと苦しみを見せられました。
★★★★☆ 4
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