ふるさと銀河線2014/01/22

ふるさと銀河線
「ふるさと銀河線 軌道春秋」 髙田 郁・著 双葉文庫
9編の短編集です。夫婦、兄妹、孫と祖父、母と息子など、家族の話で、どれも列車の風景が織り込まれいます。明るい雰囲気ではないけど、心にポッと火が灯るような素敵な話ばかりです。どれも良かったけど、私は認知症のことが出てきた話が、身につまされる気がしました。親のことよりも、将来の自分が、心配です。