イノセント・ガーデン2013/06/21

イノセント・ガーデン
「イノセント・ガーデン」を観てきました。
18歳の誕生日を迎えた日に、インディア(ミア・ワコウスカ)は最愛の父が亡くなってしまう。美しい母(ニコール・キッドマン)とは、わかりあえない。葬儀の日に今まで会ったことがない、叔父チャーリー(マシュー・グード)が現れ、インディアの家に滞在するようになる。叔父は爽やかな好青年風だが、どこかつかみどころがない。周囲では不可解な出来事が起きていく…。
韓国のパク・チャヌク監督のハリウッド進出作。インディアは、繊細で気難しく、人に心を許さない、母親は夫の死にショックは受けているものの、チャーリーを誘惑しようとしているような、この女の部分が浮き出ているところが秀逸。チャーリーは何を考えているのかわからないところが上手いです。この3人のアンサンブルが素晴らしいです。前半はどこか不気味な雰囲気で、疑問でいっぱいになるけど、だんだん意外な展開になっていく。映像がスタイリッシュでオープニングからおしゃれです。ミア・ワコウスカの髪の色がいつもと違うので、初めは違う人かと思いました。あんまり一般受けしないかもしれないけど、私はドキドキして最後まで否応なく集中させられました。

★★★★☆ 4