密会2013/03/30

密会
「密会」 ウィリアム・トレヴァー・著 新潮社
アイルランド出身の著者の12の短編集です。
1つ1つが独立した話なので、その世界に入っていくまでに時間がかかり、読み終わっても余韻にふける。思いの外、時間がかかってしまいました。
印象に残ったのは「孤独」小さい頃に起きた事件がきっかけで、両親と共に、放浪した少女の話。はじめは意味がよくわからなかったので、もう一度読んでみたら、深い話だった。他の話も何度も読むと、見えなかったものが見えてくるのかもしれない。いろいろな立場のごく普通の人々が出てきて、ほろ苦い人生の一部を切り取って見せてくれる。
ある1日の出来事という話が多いのだけど、「孤独」のように一生に近い内容が語られることもある。短編の中に、ギュッと詰まっている。

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