愛、アムール2013/03/21

愛、アムール
「愛、アムール」を観てきました。
パリのアパルトマンで暮らす老夫婦ジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニアン)とアンヌ(エマニュエル・リヴァ)は元ピアノ教師で、成功している弟子のコンサートに出かけたり、穏やかな日々を過ごしている。一人娘のエヴァ(イザベル・ユペール)は少し遠くに住んでいる。妻のアンヌが病に倒れ手術をするが、結果が思わしくなく、身体が麻痺してしまう。病状は少しずつ悪化していくが、妻は病院には入りたくないと言う。長年連れ添った妻の意思を尊重し、献身的に介護する夫だったが…。
老老介護の実態を描いたものではなくて、ほぼ全編がアパルトマンの中での様子を静かに映し出していきます。会話や行動だけで語られる、夫婦がどんなに思いあっているのか、アパルトマンでどんな生活をしてきたのか、説明はすくないけれど、浮かび上がってきます。私は映画を観る前は、奥さんが認知症の話なのかと思っていたのだけど、はじめは意志がしっかりしていて、それゆえに誇り高く、人生を考える話でした。
エマニュエル・リヴァはアカデミー賞主演女優賞にノミネートされていましたが、最高賞はとれずに残念。アカデミー外国語映画賞やカンヌ映画祭パルムドールを受賞しています。私は良かったと思うけど、人にはすすめにくい映画です。パリの高級アパルトマンには、これまで2人の積み重ねてきた人生が見えるようです。

★★★★☆ 4

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