和菓子のアン2013/03/01

和菓子のアン
「和菓子のアン」 坂木 司・著 光文社文庫
主人公はポッチャリ体型の女の子。デパ地下にある和菓子店“みつ屋”で働き始める。お店のメンバーは素敵な女店長、和菓子の知識が豊富なイケメン、小柄でかわいい女子大生アルバイト。主人公以外のこの3人は見た目と中身が違っていることが、だんだんわかってきます。個性的なキャラクターで読んでいていてニヤニヤしてしまいます。
和菓子の奥深さに興味が湧き、デパートの舞台裏を覗き見ることができます。
大きな事件は起こらなくても、小さな謎解きがいっぱい入っています。「真夜中のパン屋さん」ではパンを食べたくなりましたが、この本を読んだら和菓子が食べたくなりました。