捜査官X2012/04/28

捜査官X
「捜査官X」を観てきました。
山奥ののどかな村で、2人の無法者が謎の死を遂げた。事件を担当する捜査官シュウ(金城武)が調べたところ、死んでいたのは指名手配中の凶悪犯であった。事件現場にいたのは紙工場の職人ジンシ―(ドニー・イェン)。必死にもみあっているうちに、偶然2人が死んでしまったというのだ。なぜ、平凡な男がたったひとりで武術に長けた男2人を倒すことができたのか。入念な検死と現場検証を重ねるうちに、意図的に致命傷を負わせていることがわかり、ジンシ―の正体をあばこうとする。しかし、それによってシュウの身に危険が迫り、村全体を脅かす事態が待ち受けていた。
時代劇のプロファイリングとアクションの両方が楽しめる映画で、面白かったです。原題は「武侠」というんだけど、「捜査官X」という邦題とはかなり違いますね。
ジンシ―家族の住んでいる家から始まります。屋根の上に芝生みたいのがあって、そこに牛がいるというのが、珍しかったです。ジンシ―の妻役は「ラスト、コーション」のタン・ウェイです。「片腕ドラゴン」などのジミー・ウォングは13年ぶりの映画出演だそうです。金城武は知的な捜査官でしたけど、アクションはしません。でも、ドニー・イェンの華麗なアクションが見れます。香港のカンフー映画ファンの人には良いんじゃないでしょうか。私はかなり気に入りました。

★★★★☆