本日のスープセット2011/12/09

映画へ行く前に軽く食事。
イートインがあるパン屋さんの本日のスープセット。
ミネストローネでした。
濃厚で、温めてあるパンにピッタリです。
パンはコーンパンやクルミパン。
おいしかったから、帰りにパンをテイクアウト。

クリスマスのその夜に2011/12/09

クリスマスのその夜に
「クリスマスのその夜に」を観てきました。
イヴを迎えたノルウェーの町でおこる様々な出来事。別れた妻と子どもの家に妻の新しい恋人にふりをしてサンタの扮装で忍び込む男。
医者のクヌートはコソボ出身のカップルの出産を手伝うことになる。
ホームレスのヨルダンは、昔の彼女(?)に再会する。
不倫をしているカリンは、彼が奥さんと別れられないことを告げられる。
他にもいろいろなエピソードがあるんだけど、淡々としていて、静かに物語がすすんでいきます。それはハッピーなことばかりじゃなく、むしろそうでもないことが多いんだけど、クリスマスが特別なことであるのを感じます。
私はいろいろな人、いろいろな年代で、人の一生を表しているような気がしました。出産、初恋、人生の光と影、死など。内容はかなりホロ苦いです。特に冒頭シーンは、想像と違った始まり方で、おもわず目をつぶってしまいました。でも、このシーンも重要なものだと最後まで見るとわかります。
「キッチン・ストーリー」を観て以来、ベント・ハーメル監督作品は楽しみにしています。「酔いどれ詩人になる前に」「ホルテンさんのはじめての冒険」と観てきて、2つともとても良い映画でしたが、やはり「キッチン・ストーリー」を超えるものはありません。今回の映画もです。
クリスマスに起る小さな奇跡が人々を幸せにするという話を想像すると、それは違いますよと言いたいけど、北欧映画が好きな人にはオススメします。

★★★★☆