ブルーバレンタイン2011/05/10

「ブルーバレンタイン」を観てきました。
愛はどうして終わるのだろう。はじめは盛り上がる。しかしその盛り上がりは永遠に持続しないのだ。多くの人が知っている事実だ。
この映画は終わりそうな愛から始まる。もう修復不可能な状態にきている。そして、遡って愛が生まれる瞬間の頃を、過去と現在を行き来しながら見せてくれる。特別な物語ではないが、実にリアルだ。ミッシェル・ウィリアムズはキュート。
「ラースと、その彼女」に出ていたライアン・ゴズリングはみごとな老けっぷりを見せてくれる。修復しようと試みても終わるものは終わるのだ。
主役の2人は魅力的だし、かわいい子どもも出てくる。明るい色合いや構図などが、センスが良い。でも、どうしても哀しい話になってしまうので、残念。
フランソワ・オゾン監督の「ふたりの5つの分かれ路」という映画があったけど、それもこういう映画でしたね。

★★★☆☆

コメント

_ りさ ― 2011/05/10 22:29

こんばんは!
観てこられたのですね。
私も週末か来週観に行こうと考えています。
ミッシェル・ウィリアム、可愛いですよね。
「ふたりの5つの。。」も観ましたが、ああいう感じ
なのかあ。。ふむ。。

_ spice管理人 ― 2011/05/10 23:41

りささん
是非、観てください。
構図がうまいんだよね、この映画は。
エンディングの、写真が浮かびあげるようなシーンがまた、うまいんです。最後まで観てね。

_ りさ ― 2011/05/18 01:12

昨日鑑賞してきました!
すごく良かったです。
好きです、この映画。
若き日のディーンが運送屋さんで働いていて、
施設に入ったおじいさんの部屋を飾るシーン、素敵でした。
せつないラストも写真が浮かび上がるエンディングも見事でした。
「ふたりの5つの。。」よりも対比がわかりやすかったですね。
万人受けしない映画かもしれませんが、これはよかった!!

_ spice管理人 ― 2011/05/18 01:23

りささん
観に行ったんですね!
若き日のディーンはかっこよかったのに、年をとると服のセンスも悪くなっちゃってますね。
「ふたりの5つの…」よりも、キャストが魅力的だったし、良かったと思います。子どもも可愛がっているのに、外から見ると残念って思っちゃうのよね。

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