再会の食卓2011/02/07

再会の食卓
「再会の食卓」を観てきました。中国映画です。
中国と台湾、悲しい歴史に翻弄されて、離れ離れになった夫婦。
中国に残った妻・玉娥(ユィアー)は、当時は妊娠中で、今では新しい夫・善民(シャンミン)と上海で暮らしている。他にも子どももいる。生き別れになっていた夫・燕生(イェンション)が40年ぶりに台湾からやって来ると言うので、戸惑いながらも、家族で精一杯もてなすことになる。やってきたイェンションは、ユィアーに一緒に台湾に来て暮らしてほしいという。優しい夫は、賛成してくれるのだが、子どもたちは反対。ユィアーの選択は…。

お料理がたくさん出てくる映画でした。40年ぶりにやってきて奥さんを連れて行きたいという事も、食卓で話します。観ている方としたら、何を勝手なことをと、ダンナさんが怒るのかと思いきや、そうではないのです。国民性の違いなんだろうか、それともよくできたダンナさんだからだろうか。苦労を共にしてきて、一緒に最後まで生活したいと思うのではないだろうか。でも、愛する人が一番したいようにさせてあげたいということが、本当の気持ちなんだろうなぁと、思えるのです。
近代化の進む上海の街や、生活の様子が、とても興味深いのです。洗濯ものを干すとか、共同の台所とか、おもてなしの料理とか、そういうのを観るのも楽しかったです。

★★★☆☆

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
3+2=

コメント:

トラックバック