ひかりの剣2010/09/16

「ひかりの剣」(海堂尊・著)を読みました。
「ジェネラルルージュの凱旋」の速水先生が医学部の学生だった頃の話。
東城大医学部剣道部の速水晃一、帝華大医学部剣道部の清川吾郎、剣の
才能を持つふたりの男が医学部剣道部の医鷲旗大会でぶつかり合う。
その戦いの陰には、帝華大から東城大佐伯外科に招聘され剣道部の顧問に
なる高階(チームバチスタシリーズでは東城大病院の院長になっています
ね)の姿が…。剣道をめぐる青春小説。
まっすぐな男・速水と才能はあるのにちょっといいかげんな清川、お互いが
主将で、ライバル関係にある。
医学部の話ではあるけれど、このような爽やかなスポーツの小説も書いて
いるとは知りませんでした。田口先生や島津先生もちょっとだけ出てきて、
田口先生が血が苦手なことや、以後の方向を示すようなところも出てきます。
速水先生は学生時代は、生真面目な人だったのだなぁとか、高階院長は剣
の達人だったのかぁと、驚くことも多いです。
この剣道大会と同じ頃に「ブラックペアン1988」のようなことが起きていた
のかぁと、シリーズファンの心をくすぐりますね。

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_ ご本といえばblog - 2010/09/27 10:02

海堂尊著 「ひかりの剣」を読む。
このフレーズにシビれた。
 即答できないか。それが君の限界だ。速水君は今、そこまでして勝つことに意味があるのか、と思っただろう。その答えを教えてあげよう。そのとおり、意味はある。あるいはこう言った方がわかるかな。そこまでして...

_ itchy1976の日記 - 2010/09/28 18:05

ひかりの剣海堂 尊文藝春秋このアイテムの詳細を見る

今回は、海堂尊『ひかりの剣』を紹介します。医学部剣道部の象徴的大会、医鷲旗をめぐり、桜宮・東城大剣道部の猛虎・速水晃一(ジェネラル・ルージュの凱旋)と天下の官僚養成大学、東京・帝華大の臥龍・清川吾郎(ジーン・ワルツ)による伝説の闘いが繰り広げられる。医学の話ではないので、あまり医学用語が出てきません。ひたすら、剣道に打ち込む話です。両者にとって大きな意味を持つ人が、タヌギ親父や阿修羅というあだ名で有名な高階権太(帝華大学剣道部顧問→東城大学剣道部顧問)である。高階権太が2人にとって大きなターニングポイントになる。

本書は、剣道が好きな人はそれだけでも楽しめるのかもしれないが、海堂作品は既刊の登場人物が結構出てきているので、順番に読んでいったほうが、登場人物を知っている分より深く理解でき、楽しめるように思う。

本書の感想は、剣道の部分は正直言ってぜんぜんわからない。ただ、性格の正反対な速水晃一と清川吾郎の決戦だったり、互いがどういうアプローチで強くなろうとしているのか、どういうアプローチでチームを率いようとするのかという過程は読んでみて楽しめるところだ。