ゴールデンスランバー2010/03/02

「ゴールデンスランバー」(伊坂幸太郎・著)を読みました。

首相がパレード中に殺されて、陰謀によって犯人とされてしまった男の逃走劇。
大学時代の思い出と友情が、彼を支え、善意の人々が彼の味方となってくれる。
ハリウッド映画なら、逃走の中でも真犯人を見つけ出し、最後の大団円で一発
逆転とくるところだろうけど、この話はとてもユニーク。

映画を先に見てしまったので、内容はわかってしまっているのですが、映画は
かなり原作に忠実に思えました。
省略しているところもあるけど、細かいエピソードは原作通りのように思えま
した。人物も省略されていました。
原作の方がより細やかなので、映画での説明不足の点は理解できました。
本を読んで改めて、映画での竹内結子さんは、魅力的に演じていたなぁと思い
ます。七美役の女の子も映画の子はいい味を出していました。

この本からの一言「人間の最大の武器は、信頼なんだ。」

コメント

トラックバック