オタケ・インパクト2024/11/28



「オタケ・インパクト・後期」泉屋博古館東京
新潟県に生まれた尾竹越堂(1868-1931)、竹坡(1878-1936)、国観(1880-1945)の三兄弟は、明治から昭和にかけて文部省美術展覧会をはじめとした様々な展覧会で成功を収めた。しかし実験的な表現や、エキセントリックな生き方を貫いた三兄弟は、美術史の語りから零れ落ちていきました。革新的で規格外の日本画を楽しめます。
3人ともが絵が上手く、現代風の作品もありました。好みとしては末っ子の国観ですが、次男の竹坡が、様々な画風で牧歌的な絵からシュールリアリズムな絵など、面白かったです。知られざる優れた画家がいろいろいるのだと思いました。

      《絵踏》尾竹国観