グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声 ― 2024/11/18
「グラディエーターII英雄を呼ぶ声」 新宿ピカデリー
将軍アカシウス率いるローマ帝国軍の侵攻により、愛する妻を殺されたルシアス(ポール・メスカル)。自身も捕虜となるが、マクリヌス(デンゼル・ワシントン)という謎の男に出会い、ローマに赴き剣闘士となる。殺さなければ殺される。自分の力のみが物を言うコロセウムでの戦いに身を投じていく。
「グラディエーター」の24年ぶりの続編。監督は同じリドリー・スコット。変わらずに壮大な物語が、迫力ある映像で展開されました。1作目を観てなくても、結構説明されるから、大丈夫そうです。私は観たけど24年前だったから、細かい事覚えていません。
今回の主役はポール・メスカル。これまで観た「アフターサン」や「異人たち」とは打って変わって、筋肉も付いて、ガッチリした体だし、イメージが違っていました。ローマを納めている皇帝が非道な兄弟なんだけど、名前がゲタとカラカラって、不思議な名前でした。
コロセウムに水を張って船で戦う時もあり、ここに水を入れられるの?とちょっと驚きました。動物はいかにもCGという、凶暴な猿?が出てきました。巨大なセットを作って撮影していたそうなので、かなりお金もかかっているし、エキストラもいっぱいいたと思います。大衆や軍隊など、人が多いシーンが多数。コロセウムでの戦いが、怖いけど迫力がありました。こんな殺し合いを見て、観客が喜ぶのも、どうかと思うけど、なかなか面白い映画でした。
★★★★☆ 4
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