動物界 ― 2024/11/10
「動物界」 ヒューマントラストシネマ有楽町
近未来。原因不明の突然変異により、人間の身体が徐々に動物化していく奇病が蔓延していた。さまざまな種類の“新生物”は凶暴性を持つため施設で隔離されており、フランソワ(ロマン・デュリス)の妻ラナもそのひとりだった。ある日、移送中の事故で、隔離していた彼らが野に放たれてしまう。行方不明のラナを捜すフランソワと16歳の息子エミール(ポール・キルシェ)だったが、エミールの身体き変化が起こり始める。
ロマン・デュリスが好きなので観に行ってみました。息子役の子も可愛かったです。
感想は少しネタバレになります。あまり知りたくない方は観てから読んでくださいね。
分野でいうとSFスリラーでしょうか、フランスらしからぬ異色の映画でした。ハリウッド映画だったら、B級っぽくなりそうだけど、なんだかオシャレになっていました。新生物が1人1人違くて、かっこよかったからかな。どんな姿なのかと、興味深いです。少しずつ変化するようで、完全に変わってしまうと、人間の気持ちも忘れてしまいそう。伝染するわけではないけど、なんか吸血鬼やゾンビものに通じるところがあります。
妻が変わってしまっても、変わらずに愛し続ける事はできるのか、息子はどうなるのか、原因は?などあんまり突き詰めてないで、やり過ぎない感じがフランス映画らしくて良かったかも。
★★★★☆ 4
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