活版印刷 雲の日記帳2023/06/24



「活版印刷 雲の日記帳」 ほしお さなえ・著 ポプラ文庫
小さな活版印刷所「三日月堂」。店主の弓子は、丹念に活字を拾い刷り上げていく。誰かの忘れていた記憶や、言えなかった言葉。仕事を続けながら、弓子がみつけた想い、三日月堂の夢とは……。
シリーズ第4弾にして完結編。まだ番外編もあるようだけど。川越にある喫茶店などの、いろいろなお店が、三日月堂と関わっています。これまでは、弓子さんを他の人から見た姿が出ていたけど、最後は弓子さんの気持ちがわかるようになっていました。周囲の人から見たら、良い関係の2人なのに、気持ちを確かめられない2人でした。短期間で本を印刷することになって、みんなが協力しました。三日月堂の今後が楽しみです。