Spice -映画・本・美術の日記-

「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」TOHOシネマズ上野

ピーター・パーカー亡き後、スパイダーマンを継承した高校生マイルス。共に戦ったグウェンと再会し、様々なユニバースから選ばれたスパイダーマン達が集結しているマルチバースの中心にたどり着く。そこで世界と愛する人を同時に救えないと言うスパイダーマンの哀しい宿命を知らされる。両方を守り抜く決意するマイルスだったが、そんな彼の前にスパイダーマン達が立ちはだかる。

アニメの「スパイダーマン:スパイダーバース」が面白かったので、期待して鑑賞。話は続きなんだけど、ちょっと間があいていて、忘れているところもありました。よく調べていなかったけど、前編後編の2部作で公開されるようで、話が途中のままでした。実写映画の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」や「ザ・フラッシュ」もそうだったけど、マルチバースものが、大流行です。今作は、前作のように、現代アートのように絵がシャレていて、筆のタッチを残したような、いかにも手描きの味わいがあります。しかし別の次元になると、絵も変わるし、スパイダーマンも様々です。女性だったり、動物だったり、それらがドッと押し寄せて一つの画面に登場しています。音楽も合わせて、素敵なんだけど、スピード感あふれるているので、目から入ってくる情報量が多かったです。良かったけど疲れました。その後、どうなるのか、戦いと家族愛などが盛り込まれいます。次がどうなるのかと早く知りたいです。ピーター・パーカーも出てきて、赤ちゃんを連れていて、とても可愛いかったです。

★★★★☆ 4