それでも私は生きていく ― 2023/06/01
「それでも私は生きていく」 シネスイッチ銀座
シングルマザーのサンドラ(レア・セドゥ)は、通訳の仕事をしながら8歳の娘とパリで暮らしている。父ゲオルグ(パスカル・グレゴリー)は病気もあって、視力と記憶を失いつつある。哲学の教師だった父が変わっていくのが辛い。頻繁に訪ねては父の世話もしなければならない。子育て、仕事など日々忙しさに追われているが、旧友のクレマン(メルヴィル・プポー)と再会し、恋に落ちる。
レア・セドゥが、パリに暮らす等身大の女性を演じていて、ピッタリです。すごく普通っぽいのに、さすがはボンドガールも演じるカリスマ女優、美しいです。ファッションはカジュアルだけど、オシャレです。すごい悲劇的な内容ではないと思うけど、主人公の辛い気分が、伝わってきます。頑張っているけど、ままならない父の状況や、恋愛模様、娘との関係は良好で愛情をかけている事がわかります。モンマルトルに出かけたり、オランジェリー美術館にデートに行ったり、さすがはパリ、羨ましいです。
★★★★☆ 4+
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