午前4時にパリの夜は明ける ― 2023/05/02
「午前4時にパリの夜は明ける」 シネスイッチ銀座
1980年代のパリ。夫に去られ失意のエリザベート(シャルロット・ゲンズブール)は、子ども達の為に、仕事探しに奮闘。深夜放送のラジオ番組スタッフとして、働き始める。その仕事がきっかけで知り合った家出少女のタルラを家に迎え入れる。タルラとの交流、子ども達とも仲良くなる。他の仕事も始めたり、子ども達も成長していく……。
いかにもフランスっぽい映画でした。恋愛もあるし、家族を大切にしている事が伝わってきます。特別な家族というより、とあるフランス家族の数年を追っていく感じでした。80年代というのが、ちょっと懐かしいです。映画を観に行ったら、エリック・ロメールの「満月の夜」が映ったりしました。シャルロット・ゲンズブールも良いけど、私はエマニュエル・べアールが出ていると言うので、興味を持ちました。エマニュエル・べアールは、深夜ラジオのDJ役でした。2人とも若い頃からスターでしたが、共演しているのが不思議です。シャルロット・ゲンズブールは、しなやかで、パリで暮らす等身大の女性を魅力的に演じていました。親子関係も良かったです。
★★★★☆ 4
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