AIR エア2023/04/21


AIR エア

「AIR エア」 TOHOシネマズ日比谷
1984年、ナイキ本社に勤めるソニー・ヴァッカロ(マット・デイモン)は、CEOのフィル・ナイト(ベン・アフレック)からバスケットボール部門を立て直すよう命じられる。しかしバスケットシューズ界では市場のほとんどをコンバースとアディダスが占めており、立ちはだかる壁はあまりにも高かった。そんな中、ソニーと上司ロブ・ストラッサー(ジェイソン・ベイトマン)は、まだNBAデビューもしていない新人選手マイケル・ジョーダンに目を留め、一発逆転の賭けと取引に挑む。
「アルゴ」のベン・アフレックが盟友マット・デイモンを主演に迎えてメガホンをとり、ナイキの伝説的バスケットシューズ「エア・ジョーダン」の誕生秘話を映画化。
俳優としても良いけど、ベン・アフレックの監督作品はどれも名品。この映画も良かったです。今では誰もが知るナイキですが、大きな転換を図ったきっかけが、よくわかります。胸熱くなるオシゴトムービーです。
1984年代の雰囲気も良いです。冒頭、ソニーのファッションがトレーナーに襟を出していて、ちょっとダサめな感じ、時代の空気を感じます。映像も音楽もおしゃれでした。公衆電話や、ポケベル、事務所の電話機も、時代がかっています。デスクにあるのはマッキントッシュかな。ひと昔前の様子が懐かしく新鮮です。
エア・ジョーダンが話題になった頃、ナイキが一発逆転を図ったの頃です。その後のナイキの躍進は知っているので、こういう経緯があったのかと思いました。コンバースやアディダスが台頭していたバスケットボール業界でした。ベン・アフレックとマット・デイモンは、今では2人とも大スターだけど、「グッド・ウィル・ハンティング」を思い出します。ベン・アフレック監督作で、マット・デイモン主演は初めてかな。長い友情を感じます。
スニーカー好きな人にも観てもらいたいです。

★★★★☆ 4

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