あの日の親子丼 食堂のおばちゃん62022/11/01


あの日の親子丼

「あの日の親子丼 食堂のおばちゃん6」 山口 恵以子・著 ハルキ文庫
「日替わり、牛スジ麻婆」「韓国風海苔巻き、初登場!」「定番の鰯のカレー揚げ」「締めは、茶がゆか親子丼」…姑の一子と嫁の二三、通いの万里の三人で営む「はじめ食堂」は常連客でいつも賑やか。そんなある日のランチタイム、お客の様子が、どうもおかしい。馴染みのOLの一人が、そっと耳うちしてくれた。「ネットにはじめ食堂の悪口が―」あることないこと、ネットに大量投稿されているという…。
シリーズ第6弾。
若い万里くんが、次々と新しい料理に挑戦し、エスニックや韓国料理など、日替わりで登場しています。特に若いOLさんには好評かもしれないです。スタンダードな焼き魚や煮魚も毎日あるから、多くの人から支持されると思います。そんか万里くんに引き抜きの話が持ち上がる話や、悪意あるお店の評価を入れられてしまいます。真面目にきちんと作っているのに、ネットの情報はなかなか消すことができませんから、今の時代は本当に大変だと思います。
親子丼の話は、はじめ食堂の近くに最近できた2つの店の店主が、関りがあるということが、明らかになります。伏線はありましたが、こじれているわけではないけど、みんながより良い関係になっていったら嬉しいです。これからの話に期待します。

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