さかなのこ2022/09/04



「さかなのこ」 TOHOシネマズ日比谷
小さい頃から魚が大好きなミー坊(のん)、父は他の子と違う事を心配するが、母は優しく見守り背中を押してくれる。中学生になると不良に絡まれたり、闘争に巻き込まれたりするが、ミー坊の純粋さで、和ませてしまう。
やがて一人暮らしをし、いくつかの仕事に就くが、なかなかうまくいかず、しかし、出会いや再会により悩みながらも、自分の進むべき道を探していく。
タレント、学者として活躍するさかなクンの人生を映画化。さかなクン自身も近所にいた変わったおじさん役で、出演しています。ミー坊の子ども時代を演じている子も可愛かったです。突飛だけど、ずっと面白かったです。井川遥が演じているお母さんが、すごいと思います。人と違うけど常にミー坊のやりたい事を優先してあげます。
さかなクンの実際の同級生だったドランクドラゴンの鈴木拓も先生役で出品。芸人は他にもかが屋の賀屋、シソンヌの長谷川も出てました。
同級生役で柳楽優弥、磯村勇斗、岡山天音などが、学生時代の役から頑張っています。
冒頭に男か女かどっちでもいいと言う言葉が出ます。さかなクンの事を女ののんが演じたのは、とても良かったと思いました。純粋なところが、さかなクンとのんには共通している気がします。それに男か女かはどっちでもいいと言うのは、今の時代的です。普通か普通じゃないか、普通でなければいけないわけはないです。多様性を自然に受け入れていきたいと思います。

★★★★☆ 4


テアトル新宿では、映画に使用した衣装が展示されていました。

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