プレゼント・ラフター2022/03/19



「プラゼント・ラフター」 東劇
イギリスの名優ケヴィン・クラインが主演を務め、2017年・第71回トニー賞で演劇主演男優賞を受賞した舞台をスクリーン上映。
1900年代イギリスで劇作家・演出家・俳優として活躍し、ファッションアイコンとしても注目を浴びたノエル・カワードによる大ヒット喜劇で、中年喜劇俳優と彼を取り巻く人々の日々をコミカルに描く。1900年代前半、ロンドン。人気喜劇俳優のギャリー(ケヴィン・クライン)は、腐れ縁の元妻や自分のことを親よりも知っている秘書、勝手にギャリーを妄信する男性作家ら個性的な人たちに囲まれながら、本心を言い出せずにいた。私生活さえも演じてしまううちに境界線を見失い、人生という名の迷路に迷い込んでいくギャリーだったが……。
ケヴィン・クラインを見たくて行ってきました。イギリスで人気者の主人公で、若い女の子が寄ってくるし、ギャリーも軽いのか、すぐほだされて一夜を共にしてしまうみたいです。舞台のために、アフリカへ行く日も迫ってきています。仕事仲間で友人でもある人たちが出入りして、その奥さんを含む恋愛関係がこじれています。ギャリーは心が休まらないのは、自分が調子よく愛想をふりまいてしまう結果でもあります。映画ではなく、舞台のせいか、声をも大きく大袈裟めに話をするので、冒頭からテンションが高いです。ちょっと、私としては疲れてしまいました。ブロードウェイでは、よくわかるジョークなど、客席の笑いもいっぱい入っていましたが、意味がわからないというところも多かったです。ケヴィン・クラインを見れたことは良かったです。ピアノも弾いていました。舞台はずっとギャリーの家のリビングのような場所で、ソファやピアノ、調度品など、本当の部屋のようになっていました。舞台だと普通はもっと簡素にしていることが多いですが、映画の1シーンのようになっていました。

★★★☆☆ 3

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