モーニング2021/12/10



東銀座“コメダイズ”で、モーニングを食べました。豆乳ウインナコーヒー、ハーフトーストとミネストローネは、ドリンクを頼むと無料で付いてきます。この日は、ミニサラダもプラスしてみました。いつもより豪華です。

キッド2021/12/11


KID

「キッド」 相場 英雄・著 幻冬舎文庫
上海の商社マン・王のボディーガードを任された香港在住の元自衛隊員・城戸。王の秘書も連れ降り立った福岡空港で、こちらを見張る刑事の存在に気づく。想定外の事態を訝り始めた矢先、秘書が王を射殺して自死、城戸は殺人の濡れ衣を着せられてしまう。警察は秘密裏に築く監視システムを駆使して城戸を追うが……。
城戸を追う警察、真相を追求しようとする城戸と記者たち、いったい何が起きているのか、城戸が退官した自衛隊で何があったのか、ミステリー仕立てのハードボイルドという感じ。特に前半は、城戸のスキルで警察の裏をかいていくのが面白かったです。後半になってくると敵対する者の姿が見えてくるけど、まだ途中のような気もしました。シリーズなのかな。
人間関係が絡んで、ドラマや映画にしたら、良さそうです。城戸は、香港在住なんだけど、香港の描写が良いです。混沌とした昔の香港らしい地域の良さが、懐かしく読みました。観光で行った事あるだけですけど。

ラストナイト・イン・ソーホー2021/12/12


ラストナイト・イン・ソーホー

「ラストナイト・イン・ソーホー」 TOHOシネマズ日比谷
ファッションデザイナーを夢見て、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学したエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、寮生活になじめずアパートで一人暮らしを始める。ある時、夢の中できらびやかな1960年代のソーホーで歌手を目指す美しい女性サンディ(アニヤ・テイラー=ジョイ)に出会い、その姿に魅了されたエロイーズは、夜ごと夢の中でサンディを追いかけるようになる。次第に身体も感覚もサンディとシンクロし、夢の中での体験が現実世界にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズ。夢の中で何度も60年代ソーホーに繰り出すようになった彼女だったが、ある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。さらに現実では謎の亡霊が出現し、エロイーズは徐々に精神をむしばまれていく。
「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督によるタイムリープ・ホラー。
主役の2人の女性がとってもキュートで美しいのです。エロイーズ(エリー)は「ジョジョラビット」に出ていた女の子だったのですね。サンディも魅力的でした。
始まり方からオシャレで、後半はホラーっぽくなっていくけど、女の人に観てもらいたい映画です。ロンドンの街並も良かったです。あらすじを読んでも、わかりづらいかもしれないけど、エリーは、霊感が強い子なんです。夜毎、過去のサンディの様子を見るのだけど、まるで自分がサンディになったような、不思議な映像でした。部屋がネオンで照らされていたり、エリーが60年代が好きなので、レコードでその時代の歌を聴いているかのも、良かったです。エリーの母の事や、テレンス・スタンプ演じる役のその後の事とか、もっと知りたいところもあったけど、面白い映画で気に入りました。

★★★★☆ 4+

豚ごぼうつけそば切り2021/12/13



映画行く前に食べたおそば。有楽町交通会館地下の“恵比寿 初代”にて、豚ごぼうつけそば切りです。そばも美味しいし、つゆも好みの味でした。

ユージーン・スタジオ 新しい海2021/12/14



「ユージーン・スタジオ 新しい海」 東京都現代美術館
ユージーン・スタジオは、寒川裕人(1989年、アメリカ生まれ)による日本を拠点としたアーティスト・スタジオ。


《善悪の荒野》
スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」に触発されて製作してものだそうです。これを見てみたかったのです。灰が積もったような、人がいなくなった廃墟のような世界です。


《ゴールドレイン》
暗闇の中で、金箔と銀箔の粒子が上から降り注いでいる作品です。きれいでした。


「MOTコレクション Journals 日々、記す vol.2」
東京都現代美術館の所蔵展も見ました。現代アートを代表する大岩オスカールの作品や、三島喜代美の作品も、見れました。広告ビラなどをシルクスクリーンで転写した陶芸品と言ったら良いのかな。閉館した品川の原美術館にも屋外展示で新聞がありましたが、新聞や雑誌をリアルに陶製で作っています。


ツナ&フレッシュマッシュルームのトースト2021/12/15



東京都現代美術館の近くで、ちょっと休憩。
“Le BRESSO”という食パン専門店で、お茶も飲めるお店。
美術館は新木場駅、菊川駅、清澄白河駅に近いあたりにあります。どこからもちょっと遠いですが。
ツナ&フレッシュマッシュルームのトーストを食べました。ベビーリーフがいっぱいのっているので、食べにくいのですが、おいしかったです。食パンの味がよくわかるようにバタートーストなどを食べるべきだったかなと思いつつ、パン自体もおいしかったです。

ここに立つために 26歳で大腸がんになったプロ野球選手2021/12/16


ここに立つために 26歳で大腸がんになったプロ野球選手

「ここに立つために 26歳で大腸がんになったプロ野球選手」 原田 文仁・著 ベースボール・マガジン社
26歳での大腸がんの宣告。目の前が真っ暗になり、生まれて初めて死を意識した。それでも必死に前を向き、再びグラウンドに舞い戻ってきた男に訪れた奇跡。
阪神タイガースの原口文仁選手の著書です。アフラックのCMで嵐の桜井君と出ていた時があるので、知っている人も多いでしょうか。阪神ファンなら、もちろん知っているでしょう。若くしてがんの宣告を受けて、プロの世界にカムバックしてきたので、阪神ファンは、すぐ目頭が熱くなってしまいます。戻ってきていきなりホームラン打って活躍したり、チャンスに強い選手です。最近は代打での出場が多いです。ポジションはキャッチャーですが、試合によってファーストでの出場が多いです。そのルーツは巨人の阿部慎之助選手に憧れていたようです。原口選手は、埼玉県出身、東京ドームへよく試合観戦に来てきたようです。小学生の頃に、阿部選手と握手している写真がのっていました。
とにかく野球が大好きな少年が、すごい努力するのだけど、楽しくて努力とも思っていないのかもしれないです。横田元選手の本を読んだ時もそうでしたが、プロになる人は、本当に努力家ですね。そうでないと、活躍できない世界でしょう。
秋山、梅野、岩貞、岩崎、陽川と同学年らしく、今活躍している阪神の中心世代です。奥様とのなれ初めも書かれていました。仲が良さそうで、家族を大切にしています。順調に進んでいたプロ生活で、急転直下、人間ドックで大腸がんがみつかるのです。奥様の支えが本当に強かったと思います。
矢野監督や、二軍の平田監督や、掛布監督なども、良い人だなぁと、この本を読んで伝わってきます。他チームの選手との関りも面白いです。広島の鈴木誠也選手も好印象でした。同じく広島の大瀬良とは同い年で、親交はなかったけど、すぐに連絡してきてくれたそうです。野球が大好きで、尊敬する選手たちがいて、原口の人柄も良いから、応援してくれる人がいっぱいいると伝わってくる内容でした。

新橋SL広場のイルミネーション2021/12/17



新橋日比谷口のSL広場、イルミネーションやってました。色が変わっていって、シャボン玉が出たりします。運転席にサンタクロースおる。

ローラとふたりの兄2021/12/18


ローラとふたりの兄

「ローラとふたりの兄」 新宿武蔵野館
フランス西部の都市アングレーム。弁護士のローラ(リュディヴィーヌ・サニエ)には、ロマンチストで神経質な眼鏡士ブノワ(ジャン=ポール・ルーヴ)と職人気質な解体業者ピエール(ジョゼ・ガルシア)という2人の兄がいる。ブノワの3度目の結婚式の日、大遅刻をしてきたピエールの失礼なスピーチのせいで、兄弟ゲンカが勃発。そんな中、ローラは離婚調停の依頼人ゾエール(ラムジー・ベディア)と恋に落ちるが、病院である事実を告げられる。一方、ピエールは深刻な仕事のトラブルを抱え、ブノワは心の準備がないまま父親となる。
家族の日常を描いています。様々な問題が次々と噴出しながらも、助け合っていくヒューマンコメディ。
監督のジャン=ポール・ルーヴが長男ブノワ役で出演もしています。
毎月兄弟そろって、亡くなった両親の墓参りをしています。毎月って、なかなかできるものでもないですよね。必ず3人で行っています。よく墓の前でもめていて、そこまで仲良さそうとも思わないのですが、常に隣のお墓参りに来ている男性がいて、文句を言われたりします。このおじさんもそうですが、主要な兄弟3人以外の、ちょっとした脇役の人たちが良い味を出しています。次男ピエールは、いつもイライラしていています。離婚しているのだろうけど、大学生くらいの息子、きれいでかわいいです。ピエールの後輩的な同僚も、フワフワしていそうで、とっても良い人。ローラの恋人になるゾエールは、離婚調停で知り合うので、大丈夫なのかなと思ったけど、素敵な人でした。
同じ監督の「愛しき人生のつくりかた」の方が好きだけど、この映画もそういえば、墓参りに行くシーンがあったなぁと思い出しました。大ヒットはしないかもしれないけど、フランスらしい日常の様子が良かったです。意外と日本の話が出てきたります。兄弟姉妹の関係って、良いですね。

★★★☆☆ 3+

琥珀セット2021/12/19



新宿で映画へ行く前に、老舗名曲喫茶“らんぶる”へ。コロナ禍のせいか、近頃は18時までしか営業していないので、行ってみたら閉まっていた事がありました。琥珀セットというのは、トーストのセットです。ミニサラダとヨーグルトが付いています。ゆったりしていて、居心地の良い昔ながらの喫茶店です。