キャッシュトラック2021/10/13


キャッシュトラック

「キャッシュトラック」 ユナイテッドシネマ豊洲
ロスにある現金輸送専門の警備会社フォルティコ・セキュリティ社では、特殊な訓練を受け、厳しい試験をくぐり抜けた警備員たちが現金輸送車=キャッシュトラックを運転していた。そこに新人のパトリック・ヒル(ジェイソン・ステイサム)、通称“H”が警備員として採用された。採用試験の成績はギリギリ合格というレべルだったHだが、ある時、トラックを襲った強盗を驚くほど高い戦闘スキルで阻止し、周囲を驚かせる。そして、彼の乗るトラックがふたたび強盗に襲われると、Hの顔を見た犯人たちはなぜか金も奪わずに逃げてしまう。周囲がHの正体に疑心を抱く中、全米で最も現金が動くブラック・フライデーにフォルティコ・セキュリティ社に集まる1億8000万ドルの大金を狙う強奪計画が進行していた。
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のジェイソン・ステイサムとガイ・リッチー監督が、久しぶりにタッグを組み、2003年製作のフランス映画「ブルー・レクイエム」をリメイクしたクライムアクション。
ガイ・リッチー監督作品が「ジェントルメン」に続いて2021年に2本も見れるなんて嬉しいです。出演者をよく見ると、ジョシュ・ハートネット、アンディ・ガルシア、エディ・マーサンなどが出ていました。クリント・イーストウッドの息子のスコット・イーストウッドも出ています。初めに、すご腕の警備員がやってきて、周囲の同僚と同じように、映画を見ている方も、訝しげに遠巻きに見ています。そこで、過去の出来事がわかってくると、見ている観客は、そういう事かと、理解できていく構成でした。鮮やかなガン・アクションですが、スカッと楽しむ映画ではなく、ずっとシリアスで、やや重苦しいです。でも安定の面白さです。シブいジェイソン・ステイサムを見せつけられました。

★★★★☆ 4

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