GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2021/09/29


GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 4Kリマスター」 TOHOシネマズ日比谷
西暦2029年、高度に発達したネットワーク社会において多発するコンピューター犯罪、サイバーテロなどに対抗するため結成された非公認の超法規特殊部隊「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)。ある日、某国情報筋から、国際手配中の凄腕ハッカー・通称「人形使い」が日本に現れるとの情報が9課に寄せられる。隊長の草薙素子と9課の面々は人形使いの痕跡を追うが……。
押井守監督が1995年に手がけたSF長編アニメ。士郎正宗のSFコミック「攻殻機動隊」をアニメーション映画化。ウォシャウスキー兄弟の「マトリックス」(1999)など、後のハリウッドSF大作へも影響を与えたとされる。
押井守の名を一躍世界に広めた代表作なのですが、この作品は見たことがありませんでした。今年4Kリマスター版がIMAXで日米同時公開するというので、見てみました。続編の「イノセンス」公開当時に見たのですが、つながりがよくわかっていませんでした。
近頃のアニメはとてもきれいなので、4Kリマスターと言っても、もともとが1995年作品で、そこまできれいになっているとは思えませんが、当時はセンセーショナルな映像だったのでしょうね。コンピューター社会が進んだ未来、生身の人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイドが共存しています。ちょっと難しい設定ですが、女性主人公は少佐と呼ばれていて、とてもかっこいいのです。世界観に魅了されます。未来はどうなっているのか。2029年にはまだこんなになっていないでしょうが、もっと先の未来は、近いものがあるのでしょうか。

★★★★☆ 4