猫の傀儡2021/09/22


猫の傀儡

「猫の傀儡(くぐつ)」 西條 奈加・著 光文社文庫
人を遣い、人を操り、猫のために働かせる。それが傀儡師だ。傀儡師となった野良猫・ミスジは、売れない狂言作者の阿次郎を操って、寄せられる悶着に対処していく。やがて一匹とひとりの前に、先代傀儡師失踪の真相が……。
始まりから、変わっていて、面白かったです。まず、二歳のオス猫のミスジが、傀儡師として、選ばれます。町に1匹の傀儡師がいて、先代の傀儡師猫が、姿を消して1ヶ月たったから、猫の頭領がミスジを選び、傀儡となる人間も指定します。その人には気が付かれないように、猫の為に、働かせるのです。時間に余裕があって、気の良い人じゃないと、動かすのも難しいです。猫に疑いがかかった事件の、疑いを晴らします。ミスジの腕前もすごいです。ミステリーを人間の阿次郎と猫で解決していく、連作短編小説です。一見、難しい漢字が入っていてとっつきにくいように見えるかもしれませんが、マンガみたいで楽しかったです。気に入りました。

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