小村雪岱スタイル2021/02/08



「小村雪岱スタイル 江戸の粋から東京モダンへ」 三井記念美術館
2020年に没後80年を迎えた小村雪岱(こむら・せったい、1887~1940)は、大正~昭和初期の商業美術の世界で時代を先導する足跡を残した「意匠の天才」。東京美術学校で培った日本画の技術を礎に、泉鏡花らが紡いだ言葉を鮮やかに彩る「装幀家」、江戸情緒を白黒の線画で大胆かつ可憐に表現する「小説挿絵画家」、そして役者からの信頼も厚い「舞台美術家」として多彩な活躍を見せた。


装幀本や、肉筆画も多く展示していました。影響を受けていると思われる鈴木春信の浮世絵、親交のあった鏑木清方の絵などもありました。
シンプルな線で描かれていて、モダンな絵でした。女性の絵は、何を見つめている絵が印象的です。月、昆虫、花などをじっと見ていたり、物思いにふけっているのでしょうか。
三井記念美術館は、久しぶりに行きましたけど、とてもおしゃれです。エレベーターやトイレも。この時期は毎年、お雛様の展示が多い気がしましたが、今年は違うのですね。

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