三鬼 三島屋変調百物語四之続2020/10/02


三鬼 三島屋変調百物語四之続

「三鬼 三島屋変調百物語四之続」 宮部 みゆき・著 角川文庫
三島屋シリーズ第四弾。三島屋の黒白の間で行われている変わり百物語。語り手の年齢や身分は様々で、彼らは正しいことも過ちもすべてを語り捨てていく。十三歳の少女は亡者の集う家の哀しき顛末を、絶品の弁当屋の店主は夏場に休業する理由を、そして山陰の小藩の元江戸家老は寒村に潜む鬼の秘密を語る。
登場人物が多少変化してきています。主人公おちかの従兄の富次郎が出てきて、これまで出ていた人との別れもありました。別の新しい出会いもあって、今後も楽しみです。
今回は特に、黒白の間での、おもてなしの準備について感じいりました。お茶や菓子を準備することはもちろんですが、床の間の花や掛け軸を選び方です。私は季節を感じさせるものという程度にしか思っていなかったのですが、お客様がどういう人か、その人に合ったもの思いやっていました。語りに来る人は初めて会う人の方が多いですが、毎回考えて準備するのです。

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