マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ ― 2019/11/29

「マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ」 古内 一絵 中央公論社
ある町の路地裏にドラァグクイーンが営むお店がある。そこには様々な悩みをもつ人が集まってきて、美味しい料理をごちそうになって、悩みが解決されたり、癒されたりする。
都会の片隅、行くのが難しいようなカフェ、たまたまたどりつく人や、店主の幼なじみや妹分が集う店。店主は直接的なアドバイスをするわけでもないけど、ひとつひとつの言葉に重みがあって、そっと寄り添ってくれます。そして、出される美味しい料理。読んでいても食べたくなります。
こういうパターンの小説は、いくつかあるけど、こういうの大好きです。美味しいものと、頑張っている人や、悩んでいる人にそっと手をさしのべてくれるカフェ。行ってみたいものです。
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