エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展2019/11/01


エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展

「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展」 練馬区立美術館
アメリカの絵本作家のエドワード・ゴーリー(1925~2000)。細い線で、繊細なタッチの絵で、不思議なストーリーです。友人が前からエドワード・ゴーリーのファンだと言っていたので、知っていましたが、原画を見るのは初めてです。
絵は小さ目なので、絵ハガキが飾ってあるように思えました。
絵は美しいですし、ユーモアがあります。舞台芸術や、舞台用衣装のデザインなどもありました。


イエスタデイ2019/11/02


イエスタデイ

「イエスタデイ」 TOHOシネマズ日比谷
イギリスの小さな町で暮らす売れないシンガーソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)は、幼なじみの親友エリー(リリー・ジェームズ)から献身的に支えられているものの、夢を諦めかけていた。そんなある日、世界規模の瞬間的な停電が発生し、ジャックは交通事故で昏睡状態に陥ってしまう。目を覚ますとそこは、史上最も有名なはずのバンド「ザ・ビートルズ」が存在しない世界になっていた。彼らの名曲を覚えているのは世界でただひとり、ジャックだけで……。
ダニー・ボイル監督とリチャード・カーティスの脚本。リチャード・カーティスと言えば、監督もしている「アバウト・タイム」は、タイムトラベルもので、ちょっとSF入っていました。今回の映画は言うなればパラレルワールドものです。ビートルズだけじゃなく、微妙になくなっているものがある世界でした。主役の人は、愛嬌もあって、良いキャラクターです。一緒に世界を回る助手的な男の人は、しょうもない感じの困った友達なんだけど、クッション材のようになっていて、ほんわかムードにしているのかも。リリー・ジェームズは「ガーンジー島の読書会の秘密」の時とは違って、等身大の普通っぽい女の子、でもかわいいです。
面白かったです。ビートルズの曲は、名曲だなぁと、改めて感じました。

★★★★☆ 4

パリに見出されたピアニスト2019/11/03


パリに見出されたピアニスト

「パリに見出されたピアニスト」 ヒューマントラストシネマ有楽町
パリ、北駅に置かれた1台のピアノ。街の問題児・マチュー(ジュール・ベンシェトリ)は、そこで卓越したピアノ演奏をした。そこへ通りかかった音楽学校のディレクター、ピエール(ランベール・ウィルソン)はマチューの才能に強く惹かれ、ピアニストとして育て上げたいと声を掛ける。乗り気ではないマチューだったが、仲間と犯罪に走り、実刑を免れるため無償奉仕を命じられた音楽院で、ピエールや厳しいピアノ教師エリザベス(クリスティン・スコット・トーマス)の手ほどきを受けることに。生い立ちに恵まれず夢など持たずに生きてきたマチューは、周囲との格差や環境の壁に直面しながらも、本気で音楽と向き合うようになっていく。
主演は「アスファルト」に出ていたジュール・ベンシェトリ。あの時はまだ少年っぽさがあったけど、すっかり大きくなっていました。演奏シーンはすごかったです。話はわかりやすい展開。ピアノが上手だけど、学校へ通うことはできず、ましてやピアニストになることなんて夢にも思っていない青年。ピエールに声をかけられても、疑ってしまいます。しかし、ピアノへの情熱は止めることができず、ピアノを見ると演奏してしまうところがあります。そこが空き巣に入った家であったとしても……。
困難を乗り越えて、成功するのかどうか、気になって見に行きました。良かったです。

★★★★☆ 4

モーニングサービス2019/11/03



恵比寿駅で待ち合わせ。駅構内にある“RAIL”へ。シンプル、スタンダードなトーストのモーニング。400円なら、東京なら安いなと思いました。

東山魁夷の青・奥田元宋の赤2019/11/04


東山魁夷の青・奥田元宋の赤

「東山魁夷の青・奥田元宋の赤」 山種美術館
名前の通り東山魁夷と奥田元宋にスポットをあてた展覧会。他の画家の作品もあります。東山魁夷は青が印象的な画家で、奥田元宋は赤、それぞれの魅力的な作品を見ることができます。奥田元宋は他の美術展で見た作品も、紅葉の絵で赤いイメージが鮮烈でした。紅葉の季節から、年末にかけて季節に合った展示となっていたので、今見るのにちょうど良いと思います。風景の絵だけではなく、人物や動物の絵もありました。とてもきれいでした。

美術館でお抹茶2019/11/04



山種美術館の“カフェ椿”で、抹茶をいただきました。友人は和菓子とアイスティー。

ロシア料理ランチ2019/11/04



恵比寿“マトリョーシカ”でランチ。ボルシチとサラダ、つぼ焼き。


美味しかった。ロシア紅茶も飲んだけど、写真を忘れた。

窓展:窓をめぐるアートと建築の旅2019/11/05


窓展:窓をめぐるアートと建築の旅

「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」 東京国立近代美術館
窓に関するアート。絵画や造形品など。
鏑木清方の絵を見に近代美術館へ行ったら、一緒に開催していました。マティスやボナールの窓の絵もあり、現代アートまでいろいろでした。

鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開2019/11/05



「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」 東京都近代美術館
東京神田に生まれ、挿絵画家として画業をスタートさせた鏑木清方(1878-1972)は、美人画で上村松園と並び称された日本画家。
今年、清方の代表作として知られながら、1975(昭和50)年以来所在不明であった《築地明石町》と、あわせて三部作となる《新富町》《浜町河岸》の3点が発見され、東京都近代美術館へ収蔵されました。そのお披露目の展示がありました。
鏑木清方の美人画は細身で、上品な女性の絵が多いように思います。




左から《浜町彼岸》《築地明石町》《新富町》
よく見ると背景にその土地ならではのものが描かれています。鏑木清方の他の作品《三遊亭円朝像》や12幅対の《明治風俗十二ヶ月》も見ることができます。